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1日の撮影の中でも7話ぐらいを同時に撮っていることもあるので、いきなり15歳から23歳に変わったりするんです。しかも、その間に血洗島から出て、攘夷を決意して、幕府側について、一橋家について…と、いろいろなことが起きている。その幅がすごく大きいので、「大変だな…」と思いながらも、楽しんで精いっぱいやっているところです。
コロナ禍のことも含めて、今の世の中、多くの人がいろいろな思いを抱きながらも、我慢していることも多いと思うんです。「何を言っても、行動を起こしても、何も変わらない」と思うこともあるかもしれません。でも、栄一たちは今ほど情報が手に入らないのに、国のためを思い、世の中を変えようと行動していった。その間、いろんな人が命を落としたり、大きな事件を経験したりしながらも、それを乗り越えて、世の中を変えていった。そういう姿を描くことで、いろいろなことを我慢している皆さんの励みになるようなドラマになればいいな…と思っています。
(取材・文/井上健一)
舞台・ミュージカル2025年12月10日
-堤さんと高橋さんは高橋さんのドラマデビュー作以来のタッグと聞いています。堤さんは高橋さんの吉良上野介にどのような期待を寄せていますか。 堤 ぴったりだと思いますよ。生き馬の目を抜く芸能界で酸いも甘いも知り尽くしていますから。デビューの瞬間 … 続きを読む
ドラマ2025年12月8日
-治済に対する仇討ちのため、対立関係にあった蔦重と松平定信(井上祐貴)がタッグを組む展開にも驚かされると同時に、思わず胸が熱くなりました。 藤並 白河藩に戻った後の定信は、それまでとは打って変わって、大田南畝や山東京伝に本を書かせているんで … 続きを読む
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む