【インタビュー】「Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-」茅島みずき 初舞台で挑むジュリエット役で「お芝居をしながら湧き出る感情や思いを大事に演じたい」

2021年3月17日 / 08:00

 ロミオ役を道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、ジュリエット役を茅島みずきが演じる舞台「Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-」が、3月29日から上演される。道枝は舞台初単独主演、茅島は初舞台出演とフレッシュなキャストたちがそろった本作は、家柄や社会に翻弄(ほんろう)されながらも、いちずな愛を貫こうとする恋愛悲劇。シェークスピアの戯曲の設定に近い2人のキャストを、宮崎秋人、森田甘路、小柳心ら実力派俳優陣が支える。茅島に、初舞台への意気込みや女優業への思いを聞いた。

ジュリエット役の茅島みずき

-出演が決まったときの心境を教えてください。

 初めての舞台出演なので、不安や緊張も大きかったのですが、このような有名な作品に携わらせていただけることは、とても光栄なことだと思いました。

-これまでドラマや映画、CMなどで活躍していますが、以前から舞台に出演したいという思いもあったのですか。

 舞台には挑戦したかったので、とてもうれしく思いました。ただ、もう少し経験を積んでからかな、とも思っていたので、不安もあります。でも、これをやり切ったら、自分を新たに成長させる一歩になるんじゃないかなと思っています。

-現在(取材当時)、稽古がスタートしたばかりと聞いていますが、舞台に出演することで、どんなところが成長できそうだと感じていますか。

 お稽古では、(演出の)森(新太郎)さんがワンシーンごとに細かく指導してくださっているので、台本に対しての取り組み方など、学ぶことばかりです。「このせりふは、こう言った方がいい」とか「このシーンではジュリエットはこう思っている」と、本当に丁寧に教えてくださるので、それを自分なりに落とし込んで、理解していけたらと思っています。

-映像作品での演技との違いは感じていますか。

 発声は全く違うなと思いました。なので、稽古が始まってすぐの頃は、ワンシーンで疲れてしまって(笑)。今は、森さんからも「保つようになったね」って言っていただいていますが、まだ、これからもっと練習していかなければいけないなと思っています。それから、この作品は古典作品なので、やっぱりせりふの言い回しも、難しいと感じています。

-これまでに何度も舞台化、ミュージカル化、映画化されてきた「ロミオとジュリエット」ですが、ご覧になったことはありますか。

 この作品の出演が決まったときに、鈴木杏さんと藤原竜也さんの舞台や、石原さとみさんと佐藤健さんが演じている舞台を映像で見させていただきました。どちらの作品も迫力があって、本当に圧巻の演技でしたので、不安にもなりましたが、演じる人によって全く違ったものになるということも分かったので、自分らしく演じられたらいいなと思っています。

-茅島さんらしさは、どのように出していきたいと思っていますか。

 今はまだ、せりふのイントネーションや言い方を重点的に考えてお稽古をしているので、これからの稽古でどうやって演じていくかを見付けられたらと思っています。お芝居をしながら湧き出る感情や思いを大事に演じたいと思います。

-ジュリエットとの共通点はありますか。

 ジュリエットはロミオに対して、いちずに、真っすぐに、誰になんと言われても曲げない思いを持っていますが、私もお芝居や演じることに対しては、ジュリエットのように真っすぐに思いが向いていると思います。

-ロミオ役の道枝さんとは、以前にドラマでも共演していましたが、道枝さんの俳優としての印象は?

 すごくお芝居に熱心な方だなという印象があります。休憩時間中も台本に向き合っていたり、森さんに質問をしにいったりと、真面目で真っすぐな方だなと感じました。

-ところで、茅島さんは子どもの頃から女優に憧れていたのですか。芸能界を目指したきっかけを教えてください。

 もともとは小学2年生から6年生まで、プロを目指してゴルフをやっていて、小学6年生の全国大会では優勝を目標に頑張っていたんですが、思った通りの結果が出なくて、そこで挫折をしてしまいました。そんなときに、今の事務所のオーディションが近くであると母が教えてくれたので、気分転換がてら、受けに行ったらグランプリを頂いて…。それで、事務所に所属させていただけることになりました。最初は、ゴルフも続けながらやっていこうと思ったのですが、今はお芝居がすごく楽しいので、お芝居で頑張っていこうと思っています。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】実話を基に映画化した2作『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』『栄光のバックホーム』

映画2025年11月29日

『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』(12月5日公開)  太平洋戦争末期の昭和19年。21歳の日本兵・田丸均(声:板垣李光人)は、南国の美しい島・パラオのペリリュー島にいた。漫画家志望の田丸はその才能を買われ、亡くなった仲間の最期の雄姿を遺族 … 続きを読む

氷川きよし、復帰後初の座長公演に挑む「どの世代の方が見ても『そうだよね』と思っていただけるような舞台を作っていきたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年11月29日

 氷川きよしが座長を務める「氷川きよし特別公演」が2026年1月31日に明治座で開幕する。本作は、氷川のヒット曲「白雲の城」をモチーフにした芝居と、劇場ならではの特別構成でお届けするコンサートの豪華2本立てで贈る公演。2022年の座長公演で … 続きを読む

岸井ゆきの「夫婦の“切実さ”が描かれている」宮沢氷魚「すごくやりがいがありました」すれ違っていく夫婦役で初共演『佐藤さんと佐藤さん』【インタビュー】

映画2025年11月28日

 大学で出会った佐藤サチと佐藤タモツはたちまち意気投合し、一緒に暮らし始める。ところが卒業後、弁護⼠を⽬指すタモツは司法試験に失敗。独学を続けるタモツに寄り添うため、サチも司法試験に挑むが、数年後、合格したのはサチだった。結婚、出産を経て弁 … 続きを読む

28歳で亡くなった阪神タイガースの元選手の実話を映画化! 松谷鷹也「横田慎太郎さんのことを知っていただきたい」前田拳太郎「誰かの背中を押す作品になるはず」『栄光のバックホーム』【インタビュー】

映画2025年11月28日

 プロ野球、阪神タイガースの将来を担う選手として期待されながらも、21歳で脳腫瘍を発症して引退、その後も病気と闘いながら講演会活動などを続け、2023年に28歳で亡くなった横田慎太郎の生きざまを描いた『栄光のバックホーム』が、11月28日か … 続きを読む

吉高由里子「忘れかけていたことをいきなり思い出させてくれる」 念願の蓬莱竜太と初タッグ パルコ・プロデュース2025「シャイニングな女たち」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年11月28日

 吉高由里子が2022年の「クランク・イン!」以来、3年ぶりに舞台主演を果たす。吉高が挑むのは、日常に潜む人間の葛藤や矛盾を丁寧にすくい取り、鋭い視点の中にユーモアを織り交ぜる作風で共感を呼んできた蓬莱竜太が描く新作舞台、パルコ・プロデュー … 続きを読む

Willfriends

page top