【インタビュー】WOWOWオリジナルドラマ「竹内涼真の撮休」竹内涼真 自分自身を演じるユニークなオムニバスドラマに意欲十分「こういう日常的なお芝居がずっとやってみたかった」

2020年11月5日 / 10:26

-劇中には出演作のパロディー的な要素もチラホラと盛り込まれていますね。

 楽しくやらせていただきました(笑)。事務所の先輩の藤原竜也さんや鈴木亮平さんの名前も出てきますし、劇中で流れるドラマのシーンも、元の作品とは全く芝居を変えています。だから、見てくださっていた方には、より楽しんでいただけるのではないでしょうか。

-役者の方は、サスペンスやアクションのような作品では、非日常的なお芝居を求められることも多いと思いますが、この作品ではごく普通の日常的なお芝居が中心です。手応えは?

 自然体の芝居はリラックスできるので、楽しくできたな、という印象です。今まで、こういうお芝居はあまり経験してこなかったので、ずっとやってみたいなと思っていたんです。今回は自分役ではありましたが、台本の世界の中に入っていきやすく、飾らずにできたと思います。

-撮影を終えた感想は?

 全8話ですが、あと2、3話やりたかったな…と思うぐらい楽しかったです。これだけ短期間に、いろんな俳優の方や監督さんとご一緒できたことは、ものすごく勉強になりましたし、もっといろんな方とお仕事したいな…という気持ちになりました。同世代の方と共演する機会も、今まで意外に少なかったので、そういう意味でも楽しかったです。仕事に対するモチベーションもさらに上がりました。

(取材・文/井上健一)

(C)「竹内涼真の撮休」製作委員会

 

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

板垣李光人「最初から、戦争を考えて見るのではなく、実際に見て感じたことを広めていっていただければ、それが一番うれしいです」『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』【インタビュー】

映画2025年12月5日

-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。  功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(8)百年ぶりの復活へ 四代目が掲げた三つの大願

舞台・ミュージカル2025年12月4日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。    2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む

多部未華子「学びの多い現場でした」DV被害者役に挑んだヒューマンミステリー「連続ドラマW シャドウワーク」【インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

  -雰囲気のいい現場だったようですね。  中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む

森下佳子「写楽複数人説は、最初から決めていました」脚本家が明かす制作秘話【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

  ―確かにその通りですね(笑)。  ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む

富田望生「とにかく第一に愛を忘れないこと」 村上春樹の人気小説が世界初の舞台化【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年11月30日

 今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む

Willfriends

page top