【インタビュー】WOWOWオリジナルドラマ「竹内涼真の撮休」竹内涼真 自分自身を演じるユニークなオムニバスドラマに意欲十分「こういう日常的なお芝居がずっとやってみたかった」

2020年11月5日 / 10:26

 人気若手俳優・竹内涼真は一体、どんな休日を過ごしているのだろうか? 誰もが気になるこの疑問に答えるように、気鋭のクリエイターたちが妄想を膨らませて描いた個性あふれる脚本に基づき、竹内が自分自身を演じるオムニバスドラマ(全8話)が始まる。今年の3~5月にWOWOWで放送され、好評を博した「有村架純の撮休」に続く“撮休”シリーズ第2弾だ。11月6日(金)深夜0時からの放送開始を前に、竹内にユニークな主演作に対する意気込みや、撮影の舞台裏などを聞いた。

竹内涼真

-自分自身を演じる上で、心掛けたことは?

 今回は「演じる」という事はあまり意識せずに臨みました。はじめに、プロデューサーの皆さんと話し合い、キャラの濃い周りの人たちに僕が巻き込まれていく、ということを一つのテーマにしました。ただ、そういうときに力を入れ過ぎると、どうしても気持ちが役の設定以上に乗り過ぎてしまい、“演じている感”みたいなものが出てしまうので、そうならないように力を抜き、相手のアクションに対して自然に反応できるように…と。その点を心掛けました。また、「休みの日はどんなことをしているのか」、「こういうときはどう考えるのか」といった打ち合わせもした上で、それを反映して書かれているものもあります。普段、自分が生活している中で、本当に言いそうなせりふが多かったんです。「脚本家の皆さんすごいな、なぜ分かるの?」と驚いたほどで。全8話、いろんな人と関わる中で、自分が少しずつ変わっていくのを楽しみながらやらせていただきました。

-ご自身の素直な反応を出されたのですね。そうすると、普段はカメラの前では見せないような部分も出ていると?

 全話、割とそんな部分ばかりだと思います(笑)。ドラマとはいえ、ちょっとしたリアクションや表情、会話のリズムなどは、普段の自分に近いものがあります。全体的に“プライベート感”みたいなものがあるので、多分、今までの作品では見せたことのない部分がたくさん出ているんじゃないかな…と。

-“プライベート感”という意味では、衣装やセットはいかがでしたか。

 衣装は、各話を演出する監督と話し合って、なるべく僕が普段着そうなものをチョイスさせていただきました。ただ、自宅のセットには驚きました。美術の方がイメージで作ってくださったのですが、僕はあんなすごい家には住んでいません(笑)。見た人に「こんなすごいところに住んでいるのか」と思われそうなので、これだけは「違う」と言いたいです(笑)。

-毎回、豪華ゲストとの共演も見どころですが、印象に残ったことは?

 「薫るスパイスカレー」(第1話)では、小池栄子さんと面白い掛け合いができました。「世界で一番めんどい奴ら」(第3話)も、弟役の佐野(勇斗)くんといい掛け合いができて、弟と一緒にいるときの僕もこんな感じだな…と(笑)。

-テンポの速い会話劇の第4話「シェアハウス」や、まさかの展開を見せる第6話「竹内涼真と竹内涼真と」も印象的です。

 「シェアハウス」(佐津川愛美、藤原季節らが出演)は、26ページある台本を、最初から最後まで長回しでやったんです。僕にとっては初めてのことでしたが、やっているうちに自分でも、どう動いたのか、覚えていないぐらいどんどんテンポが良くなり、本当にシェアハウスで暮らしているような雰囲気になって。自分が投げて、相手に響いて返ってきたものに、また自分が返す…。そういう自然なやりとりがきちんとできた感じがしました。「竹内涼真と竹内涼真と」(松本まりか、山本浩司らが出演)は、いろんな遊びを詰め込んで、ものすごく伸び伸びとやらせていただきました。これはぜひ、全10話ぐらいでやってみたい面白いエピソードでした(笑)。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

バズ・ラーマン監督「エルヴィスを介して、1950年代、60年代、70年代のアメリカを描きたいと思いました」 映画『エルヴィス』【インタビュー】

映画2022年7月1日

 伝説の歌手エルヴィス・プレスリーの人生を映画化した『エルヴィス』が7月1日から公開される。本作を監督したバズ・ラーマンに、エルヴィスやそれを演じたオースティン・バトラーについて、また、映画に込めた思いについて聞いた。 -この映画を撮りたい … 続きを読む

【大河ドラマコラム】「鎌倉殿の13人」第25回「天が望んだ男」死期迫る頼朝の陰に隠れた女たちの火花散る戦いの予感

ドラマ2022年7月1日

 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。6月26日に放送された第25回「天が望んだ男」では、死が近づく源頼朝(大泉洋)の姿が描かれた。脚本の三谷幸喜はこの回について、インタビューで「厳かに頼朝をみとるような回」と語っていたが、随所に … 続きを読む

井上小百合「好きなことを諦めないことの大切さを学んだ作品」【インタビュー】

映画2022年7月1日

 子役の阿久津慶人が主演し、埼玉県入間市が全面協力した映画『ラストサマーウオーズ』が、6月24日から入間市で先行公開、7月1日から全国公開となる。本作は、内気な小学6年生の男の子・陽太が、好きな女の子のために仲間を集め、自主映画を制作しよう … 続きを読む

工藤遥「考えるな、感じろ」の精神で挑む風俗嬢役【インタビュー】

ドラマ2022年7月1日

 俳優として活躍する工藤遥が、7月5日から放送されるMBS/TBSドラマイズム枠「ロマンス暴風域」で、これまでのイメージを脱ぎ捨てて、風俗嬢・せりかを演じる。アラサー男性と風俗嬢の運命の恋とその後を描いた本作に「全身全霊でぶつかっていく」と … 続きを読む

それぞれ謎の一端が明かされる『エルヴィス』と『バズ・ライトイヤー』【映画コラム】

映画2022年7月1日

『エルヴィス』(7月1日公開)  伝説のシンガー、エルヴィス・プレスリーの人生を、マネジャーのトム・パーカー大佐との関わりを中心に、バズ・ラーマン監督が映画化。プレスリーがなぜ早世したのか、なぜ熱望した来日公演がかなわなかったのかなどの、謎 … 続きを読む

Willfriends

amazon

page top