【インタビュー】映画『相撲道~サムライを継ぐ者たち~』武隈親方(元大関・豪栄道)「自分にとっては、人生の全てが相撲でした」

2020年10月30日 / 06:08

-映画の中で、「力士は超人であり、サムライである」と表現されていましたが、このことについてどう感じますか。

 力士からすれば、見てくれた人がそう思ってくれたらすごく喜ばしいです。「武士は食わねど高楊枝」という言葉がありますが、つらいときでも、そういうしぐさは見せずに、堂々と構えているのがサムライ。そういう点では力士ともつながるところがあると思います。まあ、実際にサムライに会ったことはないので分かりませんが…(笑)。

-親方にとって、ずばり相撲とはどういうものですか。

 自分の中でずっと生活とともにあったので、人生の全てが相撲でした。相撲がない人生は考えられないです。裸一つで男同士の意地と意地とがぶつかり合うのが、相撲の醍醐味(だいごみ)だと思います。

-映画を見て、心に残ったシーンや、特に印象的だったシーンはありますか。

 最初から最後まで全てです。まばたきせずに見てください(笑)。この映画では本場所の取組だけでなく、日頃の稽古や若い子がちゃんこの用意をする場面など、他の競技ではなかなか見られないものが見られます。「これが修行だ」と感じる部分もたくさんあり、そうした中からみんなが育って、一人前になっていく過程も見られるので、そこに注目してほしいです。

(取材・文/田中雄二)

(C)2020「相撲道~サムライを継ぐ者たち~」製作委員会

 

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