エンターテインメント・ウェブマガジン
村上 みんな感じていそうですよね。その理由はそれぞれ違うでしょうけど。僕の場合、人生に対する美意識とか、理想みたいなものが自分を一番縛っている気がします。ただ、翔太が感じている生きづらさは、明らかにタカラとは違います。タカラから見たら、翔太は「そんな甘いこと言ってんじゃないよ」という世界で生きている。だから、お客さんには翔太が駄目なやつに見えるかもしれません。とはいえ、それがこの映画の中での翔太の存在意義かな…と。
芋生 社会のことを言い出すと切りがありませんが、私もタカラのように自分のことが嫌いになる瞬間がたくさんあります。それでも、たとえ少なくても、お芝居をする私を見て勇気づけられる人や、応援してくれる両親がいることに励まされて、役者を続けている。そういう意味では、私自身も含めて、みんながもっと「自分のことを好きって言っていいんだよ」と言える雰囲気になったらいいな…とすごく思います。
芋生 そうですね。強そうに見える人でも弱い部分はあるし、助けを求められる人もいれば、自分からSOSを出すことが苦手な人もいます。だから、いろんな悩みを抱えている人に対して「そんなの大したことないでしょ」と突き放すようなことはしたくないな…と。「生きづらさ」はみんなが感じていることなので、メンタルケアをしてくれる場所がもっとたくさんあればいいな…とも思いますし。私自身も、これからは自分のことをもっと愛していきたいですし、この映画を見た皆さんもそう感じてくれたらうれしいです。
(取材・文・写真/井上健一)
ドラマ2026年4月3日
-すごいですね。 それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む
ドラマ2026年4月2日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月2日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む
映画2026年4月2日
-本作が長編初監督となるリョン・コイイン監督の印象はいかがでしたか。 言語が異なるので、最初は監督の意図を把握するのも難しかったくらい、コミュニケーションに苦労しました。ただ、監督が日本語を熱心に勉強してくださって、撮影までの二カ月くらい … 続きを読む
映画2026年4月2日
-コメディーを演じることについてはどう思いましたか。 基本的には、とことん真面目に演じるということですかね。脚本を客観的に読んでいると、ここは面白いなと思うところがありますが、いざ演じるとなった時にそれを意識し過ぎると駄目になる気がします … 続きを読む