【インタビュー】ドラマ「そして、ユリコは一人になった」玉城ティナ「未来は想像できないから面白い!」

2020年3月3日 / 12:00

 現在22歳。「女優という仕事を、職業としてきっちり捉えられるようになってきた」と話す玉城は、「高校を卒業し、肩書から『学生』が外れ、『芸能人』一つになったときに、この職業は『仕事=人生』という特殊なものだということにようやく気付きました。周囲には自分の人生を丸ごと見られているから、一つ一つの決断がとても重大です。だからこそ得られる経験や感情も大きく、それらを通してどう生きていくのか…と、20歳になってから深く考えるようになりました」と吐露する。

 思慮深い一面をのぞかせる一方、「今年は東京でオリンピックも開催されて日本も変わっていく中、私自身も新しい年になる予感がしています。このドラマで初めてミステリーに挑戦したように、恐れず、新しい扉をたくさん開いて成長していきたいです」と軽快なチャレンジシップも見せる。

 女優としての飛躍に加え、東京2020オリンピックの聖火ランナーにも選出され、「未来は想像できないから面白い」と声を弾ませる玉城。次はどんな扉を開くのだろうか…。

(取材・文・写真/錦怜那)

(C)U-NEXT/カンテレ

 「このミス」大賞ドラマシリーズ第5弾「そして、ユリコは一人になった」(毎週木曜深夜0時25分~0時55分)は3月5日からカンテレで放送開始。
公式サイト:https://www.ktv.jp/konomys/yuriko/

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

高橋克典「これは吉良の物語でもあるのだと感じていただけるような芝居をしたい」 堤幸彦「『忠臣蔵』は、演劇的に言えば1丁目1番地的な作品」 舞台「忠臣蔵」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年12月10日

-堤さんと高橋さんは高橋さんのドラマデビュー作以来のタッグと聞いています。堤さんは高橋さんの吉良上野介にどのような期待を寄せていますか。 堤 ぴったりだと思いますよ。生き馬の目を抜く芸能界で酸いも甘いも知り尽くしていますから。デビューの瞬間 … 続きを読む

生田斗真が驚きの一人二役!「最初から決まっていたわけではありません」制作統括・藤並英樹氏が明かす舞台裏【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月8日

-治済に対する仇討ちのため、対立関係にあった蔦重と松平定信(井上祐貴)がタッグを組む展開にも驚かされると同時に、思わず胸が熱くなりました。 藤並 白河藩に戻った後の定信は、それまでとは打って変わって、大田南畝や山東京伝に本を書かせているんで … 続きを読む

板垣李光人「最初から、戦争を考えて見るのではなく、実際に見て感じたことを広めていっていただければ、それが一番うれしいです」『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』【インタビュー】

映画2025年12月5日

-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。  功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(8)百年ぶりの復活へ 四代目が掲げた三つの大願

舞台・ミュージカル2025年12月4日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。    2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む

多部未華子「学びの多い現場でした」DV被害者役に挑んだヒューマンミステリー「連続ドラマW シャドウワーク」【インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

  -雰囲気のいい現場だったようですね。  中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む

Willfriends

page top