【インタビュー】舞台「阿呆浪士」南沢奈央 喜劇に挑戦「自分の引き出しを増やしておきたい」

2020年1月3日 / 08:00

-先ほど「自分の引き出しを増やす」とおっしゃいましたが、普段から引き出しを増やすためのインプットとしてどんなことをしていますか。

 一人旅です。突然「来週、旅に出よう」と思い立ってしまうので、自分で宿と足を予約して、ふらっと出かけています。海外は景色も価値観もまるで違うので、自分がリセットされ、フラットな気持ちになれるのが心地いいんです。一番印象に残っているのは、フィンランドです。フィンランドの方はシャイな人が多く、日本人と気質が近い気がしました。また、男性が女性に、というだけではなく、女性が女性に対して優しく接してくれるので、居心地のよい国だなと感じました。

-とはいえ、マネジャーさんやスタッフさん、ご家族などから「一人旅は危ない」などと止められたりはしませんか。

 何も言われません。というのも、帰国してから「実は旅行に行っていたんだよ」と事後報告するタイプなんです(笑)。

-さて、この舞台が上演される2020年ですが、個人的にはどんなことに挑戦したいですか。

 これまでにインプットしてきたことを、アウトプットしていける年にしたいです。今やっている執筆のお仕事も続けたいですし、経験を形にできる年にしたいです。

-改めて、本作を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

 年始にふさわしい、ぱあっと明るいお祭りみたいな話です。明るさの中にちょっとほろりとさせる人情系の話でもあるので、忠臣蔵や赤穂浪士を知らない方も純粋に喜劇を楽しんでいただけたらと思います。

(取材・文・写真/こむらさき)

 舞台「阿呆浪士」は、2020年1月8日~24日、都内・新国立劇場 中劇場、1月31日~2月2日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
公式サイト stage.parco.jp/

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「豊臣兄弟!」第20回「本物の平蜘蛛」不思議な印象を残した松永久秀の最期【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年5月28日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月24日に放送された第20回「本物の … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(14)梅は飛び

舞台・ミュージカル2026年5月28日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮の「梅ヶ枝餅」  前 … 続きを読む

芳根京子&渡辺翔太、ウェンディの視点から描く「ウェンディ&ピーターパン」で初の舞台共演 お互いに「心強い」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月27日

 芳根京子と渡辺翔太がダブル主演を務める、Bunkamura Production 2026/DISCOVER WORLD THEATRE vol.16「ウェンディ&ピーターパン」が、6月12日から上演される。本作は、世界的名作「ピーターパ … 続きを読む

佐々木蔵之介「この映画を見た後で自分の気持ちがさまようようなところがあるので、誰かと一緒に見てほしいと思います」『名無し』【インタビュー】

映画2026年5月22日

-この話は、佐藤さんだからこそ出てきたものだという感じはありましたか。  多分、この山田太郎というのをこんなふうに演じてみたいというところから始まったんだと勝手に思います。そこからストーリーを膨らませていったり、いろいろと作っていったのかも … 続きを読む

宮野真守&神山智洋、初共演の二人が作り上げる、劇団☆新感線のドタバタ音楽活劇ミステリー 「多幸感にあふれた作品をお届けしたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月22日

 宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む

page top