エンターテインメント・ウェブマガジン
吉岡 独特の色気や格好良さ、存在感があってすごいなぁと思います。辰弥役も村上くんなりの解釈が独特で、やはり別格な役者と感じました。
村上 ちょうど昨日、吉岡さんが出演されている映画『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(89)、『八月の狂詩曲』(91)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)を3本立てで見ましたが、吉岡さんはどこか頼りない役が多いイメージなのですが、「いつも安心感がない」という安心感があると思います(笑)。それに、誰とも絶対的に違うリズムやトーンをお持ちの方。僕を「別格」と表現してくださいましたが、「人と違う」という意味では、吉岡さんは“その筋の先輩”みたいな感覚です。
吉岡 危ないね。「あいつら、ズレてるぜ…」って思われているかもね(笑)。
吉岡 金田一は魅力的ではあるけど、いきなり足元をすくわれるような油断できない怖い役でもあり、そういう難役を演じてこられた歴代の役者の仲間に僕を加えていただいたことはうれしいです。でも、役者が金田一耕助を選ぶのではなく、金田一耕助が役者を選んでいるような不思議な錯覚があります。だから、次も僕かもしれないけど、ほかの人かもしれません。金田一がどこかで狙っているんじゃないかな(笑)。
(取材・文/錦怜那)
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む
映画2025年12月12日
-パーシーのように、与えられた仕事を楽しくやるコツがあれば教えください。 仕事があることが幸せ。シンプルにそういう意識を持ってやっています。僕もミュージシャンを目指していろいろとやっていましたが、思うように行かなくて。でも、音楽に対する情 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月10日
-堤さんと高橋さんは高橋さんのドラマデビュー作以来のタッグと聞いています。堤さんは高橋さんの吉良上野介にどのような期待を寄せていますか。 堤 ぴったりだと思いますよ。生き馬の目を抜く芸能界で酸いも甘いも知り尽くしていますから。デビューの瞬間 … 続きを読む
ドラマ2025年12月8日
-治済に対する仇討ちのため、対立関係にあった蔦重と松平定信(井上祐貴)がタッグを組む展開にも驚かされると同時に、思わず胸が熱くなりました。 藤並 白河藩に戻った後の定信は、それまでとは打って変わって、大田南畝や山東京伝に本を書かせているんで … 続きを読む
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む