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吉岡 独特の色気や格好良さ、存在感があってすごいなぁと思います。辰弥役も村上くんなりの解釈が独特で、やはり別格な役者と感じました。
村上 ちょうど昨日、吉岡さんが出演されている映画『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(89)、『八月の狂詩曲』(91)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)を3本立てで見ましたが、吉岡さんはどこか頼りない役が多いイメージなのですが、「いつも安心感がない」という安心感があると思います(笑)。それに、誰とも絶対的に違うリズムやトーンをお持ちの方。僕を「別格」と表現してくださいましたが、「人と違う」という意味では、吉岡さんは“その筋の先輩”みたいな感覚です。
吉岡 危ないね。「あいつら、ズレてるぜ…」って思われているかもね(笑)。
吉岡 金田一は魅力的ではあるけど、いきなり足元をすくわれるような油断できない怖い役でもあり、そういう難役を演じてこられた歴代の役者の仲間に僕を加えていただいたことはうれしいです。でも、役者が金田一耕助を選ぶのではなく、金田一耕助が役者を選んでいるような不思議な錯覚があります。だから、次も僕かもしれないけど、ほかの人かもしれません。金田一がどこかで狙っているんじゃないかな(笑)。
(取材・文/錦怜那)
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