エンターテインメント・ウェブマガジン
吉岡 独特の色気や格好良さ、存在感があってすごいなぁと思います。辰弥役も村上くんなりの解釈が独特で、やはり別格な役者と感じました。
村上 ちょうど昨日、吉岡さんが出演されている映画『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(89)、『八月の狂詩曲』(91)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)を3本立てで見ましたが、吉岡さんはどこか頼りない役が多いイメージなのですが、「いつも安心感がない」という安心感があると思います(笑)。それに、誰とも絶対的に違うリズムやトーンをお持ちの方。僕を「別格」と表現してくださいましたが、「人と違う」という意味では、吉岡さんは“その筋の先輩”みたいな感覚です。
吉岡 危ないね。「あいつら、ズレてるぜ…」って思われているかもね(笑)。
吉岡 金田一は魅力的ではあるけど、いきなり足元をすくわれるような油断できない怖い役でもあり、そういう難役を演じてこられた歴代の役者の仲間に僕を加えていただいたことはうれしいです。でも、役者が金田一耕助を選ぶのではなく、金田一耕助が役者を選んでいるような不思議な錯覚があります。だから、次も僕かもしれないけど、ほかの人かもしれません。金田一がどこかで狙っているんじゃないかな(笑)。
(取材・文/錦怜那)
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む