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「なつよ…」があることで、なつのお父さんが話していることを印象づけたかったので、スタッフには「意地でも入れる」と伝えていました。でも、こだわると大変だろうなとは思っていたし、実際、呼び掛けることがないときもあり、そのときは無理やりひねり出していました。放送時には入っているときと入っていないときがあり、それは演出家の判断、内容や尺によって不要となったときはカットしてくださいと言ってあります。編集された映像を見て、僕からいらないと言うこともあります。「来週に続けよ」は途中で、素晴らしい音楽と合っていない気もしたんですが、今さらやめるわけにもいかないので無理やり続けました。だんだんなじんできて、一つの世界観になったと思っています。なかなか挑戦的な試みで、違和感を覚える視聴者もいると思いますが、最後まで、これは慣れていただくしかありません!
昭和のテレビアニメのエポックメイキング的な、テレビアニメシリーズ「世界名作劇場」の走りのようなテレビ漫画を、なつと坂場が一緒に作ることをドラマの最終目標にしていました。モチーフにしたのは「大草原の小さな家」で、舞台を十勝にしたのは、なつの故郷であり、タイトルバックの製作時に十勝ロケをしたアニメパートのスタッフから「タイトルバックの世界観を生かしたい」とリクエストされたからです。本当は、最後に主人公が自分の生い立ちめいたものをテレビ漫画にするという王道的なことはやりたくなかったけど、今回は100作目だし、王道を貫いてもいいと思ったので、最終的には、完全になつの物語になっているかもしれません。
ありがとうございました。
(取材・文/錦怜那)
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