エンターテインメント・ウェブマガジン
最近、芸能界でも元気だった先輩方が立て続けに亡くなる様子を目にして、改めて考えるようになりました。もし、自分がその立場になったらどうするか。そういうことを怖がらずに考えることが、ある意味、自分の将来に対する安心につながる。人間はいつか必ず生を終えるときが来るわけですから。こういう作品を通じて疑似体験することで、自分に照らし合わせて再確認できる。そうすると、延命治療をしない選択をした人がいると聞いても、その意味が理解できるようになる。ずっと苦しんで、病院のベッドの上で、天井だけを見て過ごすことが果たして幸せなのか…と。そう考えると、「それはそれで、良かったのでは…」とも思いますよね。
ただ、そう考えることができるのも、目を背けず、そういうものを見ようとしてきたから。だから、皆さんにもぜひこの作品を見てほしい。安楽死から始まるつらい話ですが、見ることによって「もしこうなったら、どっちがいい?」と家族や親兄弟と話し合うきっかけにもなる。そういうことはすごく大事。この先「そのときになったら、何とかなるだろう」では済まなくなるはずですから。そういう意味では、久坂部先生の小説はわれわれに警鐘を鳴らしてくれるものだし、そんな難しい題材のドラマ化に挑戦したことは、WOWOWさんの英断だと思います。
(取材・文・写真/井上健一)
「連続ドラマW 神の手」の第1話は6月23日(日)午後11時~6月30日(日)午後10時まで、番組公式サイト&WOWOW公式YouTubeにてオンラインで視聴可能。
映画2026年10月1日
-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む
映画2026年10月1日
-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。 シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは? それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む