エンターテインメント・ウェブマガジン
今は、脚本を読んで、とりあえずやってみて、演出の鄭さんが「もっとこっち、もっとこっち」というところに必死に付いていっているっていうところです。稽古場でやりながら作り上げていって、家に帰ってそれを振り返ってさらに「こういうことかな」って考えて…って、日々試している感じです。
求められる人になりたいです。作品を作るに当たって、監督やカメラマンさんなど、いろいろなセクションがありますが、僕ら俳優もそのセクションの一つなので、そこで「稲葉友がほしい」と思っていただける要素がある俳優になりたいと思っています。世間的な知名度はそこまでではないけど、めちゃめちゃ起用されているというのが理想です。顔は見たことがあるけど、名前はあんまり分からないというような(笑)。俳優といってもいろいろなタイプがいていいのかなと思うので、僕はそういう気付いたらいる、求められる、どの作品に入ってもいいものが残せる俳優でいたいです。
今年がデビュー10年目に入るということもあり、新しくというよりは、改めて立ち返ってみるいい機会かなと思っています。平成から令和になるというのは、もちろん転機になるとは思いますが、あまり巻き込まれすぎないように、でも乗り遅れないように心持ちの準備はしておこうとは思っています。手持ちの武器を確認しておくというか…。そういう意味でも、人間ドックに行きたいんですよ(笑)。27歳になるんですが、そろそろそういうことを考える年齢に差し掛かってきたなって思って、保険にも入ったんです(笑)。今は手が届く範囲に目を向けて、また30歳を超えたぐらいの年齢から勢いを出せるようにいろいろなものを蓄積できたらいいなと思います。
演劇人からのレスポンスが大きく、プレッシャーも感じていますが、それにしっかり応え、想像を超えていけるような作品になるよう、出せるものは全部出して挑もうと思っています。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「エダニク」は6月22日〜7月15日に浅草九劇(https://asakusa-kokono.com/)で上演。前売りチケット発売中。
映画2025年10月17日
-豪華キャストが生き生きとコメディーを演じているのが「オリバー」の人気の理由ですが、そういうアイデアは、現場で出演者の皆さんから出てくる部分も多いのでしょうか。 オダギリ みんなで楽しもう、という雰囲気はあるとは思うんですが、コメディーって … 続きを読む
映画2025年10月17日
『ストロベリームーン 余命半年の恋』(10月17日公開) 病弱な体のため、学校にも通えず毎日独りで家の中で過ごしてきた桜井萌(當真あみ)。彼女のひそかな夢は、自分の誕生日に好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという、6月の満月 「ストロベ … 続きを読む
映画2025年10月16日
-そうやって出来上がったふわふわとした初五郎の存在が、対照的に絵の道を極めようとする北斎親子の生きざまを際立たせている印象です。北斎親子についてはどのような印象を持たれましたか。 2人とも自分の意志を曲げないので、ことあるごとにぶつかり、 … 続きを読む
映画2025年10月15日
-団塚監督の印象は? 遠藤 出来上がった映像を見て、びっくりしました。予想だにしないアングルがあったり、編集にも想像がつかないような斬新さがあって面白かった。監督は、撮影中に何か言う時も、この若さでと思うぐらいとても適切でした。言うことが全 … 続きを読む
ドラマ2025年10月14日
-日々の撮影を乗り切るリラックス方法、元気と健康の秘訣(ひけつ)は? 食事、睡眠、運動にはもちろん気を遣っています。ただ大事なのは、心の持ちようだと思います。「5時間しか寝ることができなかったじゃなくて、5時間も寝ることができた」とかね。 … 続きを読む