【インタビュー】『アラジン』山寺宏一「他の人に絶対取られたくない!と思う作品は『アラジン』だけかもしれません」

2019年6月7日 / 16:20

-字幕版とプレミアム吹き替え版の両方を見にいくのがとても楽しみになりました。

 ぜひ見比べてください。せりふが違うと印象も変わってくるので楽しめると思いますし、吹き替えの場合は字幕を読まずにダイレクトに入ってくると思うので、交互に見てもらって楽しんでいただきたいなと思っています(笑)。

-もし、三つのお願いができるなら何をお願いしますか。

 まずは「飲んで騒いでもかれない喉」、「常に自分の中で絶好調な状態の声帯」がほしいですね。

-「10年後だったら、きっと(吹き替えの)話がこなかったかも」とおっしゃっていましたが、10年後はどんな自分になっていたいと思いますか。

 とにかく心身ともに健康でいたいです。仕事に関しては具体的にはなかなか…。『アラジン2』があったらその吹き替えをやりたいと思いますけど、ストーリー上難しいですね(笑)。素晴らしい作品は次から次へと生まれるので、その表現がきちんとできるような状態を作っておけるような準備を、今後10年していけたらいいなと思います。

-最後に、映画の感想や見どころをお願いします。

 おちゃめでかわいいジーニーや、アラジンとジャスミンの新しい「ホール・ニュー・ワールド」で、皆さん笑顔で映画館を出ることができると思います。ハッピーで日本中が元気になる魅力いっぱいの作品になっているので、ぜひ見てください。

(取材・文・写真/丸山有咲)

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