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Amazon Prime Videoで全話配信中の松本人志の人気バラエティーシリーズ「HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル」がシーズン7に突入した。同番組は、松本から「招待状」を受け取った10人の芸人たちが、自腹の参加費100万円を握りしめ、芸人のプライドと優勝賞金1千万円を懸けて“笑わせ合う”密室サバイバル。
最新作となるシーズン7には、「M-1グランプリ2018」王者の霜降り明星せいや、吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊、加藤歩(ザブングル)、みちお(トム・ブラウン)らが初参戦。リベンジ組の宮迫博之(雨上がり決死隊)、後藤輝基(フットボールアワー)、ノブ(千鳥)、ハリウッドザコシショウ らも集結し、し烈な“笑いの総合格闘技”を繰り広げている。初参戦の霜降り明星のせいやに、先輩芸人を相手にした感想や、今後対戦してみたい芸人、憧れの存在「松本人志」への思いなどを聞いた。
ついに来たかという感じです。最初は驚きもあったんですけど、お笑い芸人としての純粋な喜びというか、こういう笑い純度100パーセントの場で活躍するのが夢だったので、松本さんに認められたっていう感じがしてうれしかったです。でも、収録日がR-1グランプリに挑戦している真っ最中で、毎日M-1優勝でもらったボーナスの仕事もしていてワーッと忙しい中、前日の夜11時頃にR-1が準決勝で落ちたと分かって、そのあと夜中にR-1の敗者復活戦の打ち合わせとネタ作りがあって、「うわあ~明日は始発で『ドキュメンタル』やあ」っていう感じだったので、半泣きになりましたが、吹っ切れた感じもありました。
僕が密室に入ったのが4番目で、最初にドアを開けたときに、まず後藤さんとノブさんの顔が見えたので、「やったー」って思いました。僕はボケなので、後藤さんとノブさんという、「うわ~!お笑い界のツッコミのこの2人がそろう!?」っていう喜びの中、加藤さんが見えたときには「最悪や!」って思いました(笑)。加藤さんはパワーがすごくてどんどん前に出られるタイプなのでやりづらいなと思って、さらに僕の後にザコシショウさんが入ってきたときは「あーあ、またや」ってなりました(笑)。加藤さんと同じでどんどん前に出られるタイプですし、絶対に笑っちゃうからやばいなと思いました。
自分がイメージしていた「ドキュメンタル」の26倍ぐらい難しかったです。本当は25倍でいいところなんですけど、僕の予想していたものよりも、もう一個難しかった。みんな笑わないし、こっちは笑ってしまうし、「こんなのに、皆さん耐えてるの?!」っていう、笑ってしまいそうな危ないシーンがたくさんありました。自分が最終奥義として用意してきたネタも、開始10分でザコシショウさんに振られてやってしまい、一瞬で武器もなくなりました(笑)。
僕が電話で出前を頼んでいるシーンがあるんですけど、そこである“二次災害”が起きて笑いが起こったんです。そこでは僕は一切ボケようとはしていなくて、ただ出前を取っていただけなんですけど、「笑いの神様」がほほ笑んでくれたので、ぜひそこは楽しみに見てほしいです。
はい、やっぱり「ドキュメンタル」は男性人気がハンパないと感じましたね。お笑いのファンって劇場には女性の方が多いと思うんですけど、「ドキュメンタル」はエグいほどに男性が好きです。お笑いのコアな層の方がめちゃくちゃ楽しみにしてくれていたみたいで、たくさん反響を頂きました。
みんな声をそろえて「面白かった」って言ってくれました。M-1とかのネタ番組は悔しさもあるので同業者同士では「面白かった」って絶対に言わないんですけど、「ドキュメンタル」はなぜか「ほんまにオモロかったよ」って言うんですよね。「ドキュメンタル」はお笑い番組というよりも、ドラマを見ているような魅力があるのかなって思います。不思議ですよね、ドキュメンタルのパワーって。
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