【インタビュー】『海獣の子供』芦田愛菜「見る人によって感じることが違ってもいいと思えるような作品」石橋陽彩「自分の考えていたものを遥かに上回る映像と音楽に圧倒された」

2019年6月6日 / 12:00

-今回の舞台である海や水族館について何か思い出はありますか。

石橋 小学生の頃、家族で海へ遊びに行ったときに、時期が悪かったのかクラゲに刺されて…。「チクッ」とした思い出があります(笑)。

芦田 私にはそんな面白い話はできません(笑)。思い返すと最近海とか水族館に行ってないです。でも、潮干狩りとかに、ゴールデンウイークに家族で行ったりするので、今年も行けたらいいなと思います。

-本編には収録されなかったけど「このシーンが好き!」という原作のシーンはありますか。

芦田 原作では話と話の間にインタビュー形式の小話が入っていて、その小話で知る新たな情報や海の神秘を知ることができてとても好きでした。

石橋 映画では説明がなかったんですけど、琉花はとても視力が良くて、海の中でもはっきりと景色を見ることができるという部分がとても印象的でうらやましいと思いました。僕は海水の中だと「(目が)痛っ!」ってなっちゃいますから(笑)

-最後にこの映画を楽しみにしているファンに一言お願いします。

芦田 この映画は明確な答えがない作品だと思っていて、実際に見て感じたことが違っていてもいいと思います。正解や答えを求めるのではなく、そのときに感じたことを大切にしていただけたらうれしいです。

石橋 言いたかったことを言われてしまった(笑)。(本作は)映像がとても美しくて、舞台になっている江ノ島エリアの情景がとても繊細に描かれているので、この映画を見て「江ノ島に行ってみたいな」と思っていただけたらとてもうれしいです。

(取材・文・写真/丸山有咲)

(C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 

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