【芸能コラム】ポスト芦田愛菜は誰だ?今後期待の子役たち 『3月のライオン 前編』ほか

2017年3月24日 / 18:17
新津ちせ (C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会

新津ちせ (C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 年が明けたのはついこの間…と思っていたら、早くも桜の季節。卒業式も終わり、間もなく各地で進学・入学の時期を迎える。そんな中、“天才子役”芦田愛菜が、名門中学に進学するというニュースが世間をにぎわせた。

 子どもが大人に成長するのは世の常。芦田と同学年の鈴木福、鈴木梨央などもそろってこの春から中学生となり、もはや子役とは呼べない年ごろになってきた。となると、次に活躍するのは一体誰なのか。現在活躍している子役たちの中から、有望株をピックアップしてみたい。

 まずは、現在公開中の映画『3月のライオン 前編』に出演した新津ちせ。主人公・桐山零(神木隆之介)の世話を焼く川本三姉妹の末っ子モモを演じて、はつらつとした演技を披露している。

 アニメーション映画『君の名は。』の監督、新海誠の娘ということで注目を集めたが、母は女優の三坂知絵子。『3月のライオン』の出演もオーディションで勝ち取ったとのことで、その演技力は母親譲りと言える。声優と俳優の垣根もなくなりつつある昨今、いずれは新海監督のアニメーションに出演する機会が訪れるかも…?

 続いては、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、主人公・井伊直虎の幼少期おとわを演じた新井美羽。2006年生まれの10歳ながら、4回にわたって主演を務め、物語を軌道に乗せる役割を果たした。その評判も上々で、第11回にもワンシーン出演しており、反響次第では再び出演する機会があるかもしれない。

 また、おとわの幼なじみ、鶴丸役の小林颯は05年生まれの11歳。昨年放送されたNHK「精霊の守り人(シーズン1)」にも主要な役で出演しており、こちらも将来が楽しみだ。なお、亀之丞を演じた藤本哉汰は、すでに13歳で中学生。そろそろ大人の俳優に脱皮する時期が来そうだ。

 この他、今後は人気子役の寺田心が井伊家の跡継ぎ・虎松役で出演予定。第11回でその虎松を演じていたのは、鈴木福の弟の鈴木楽だ。

 そしてもう1人、押さえておきたいのが横山歩。先日放送が終了した「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ系)に、主人公・左江内英雄(堤真一)の長男もや夫役で出演した。

 圧巻は、昨年テレビ朝日系で放送された「はじめまして、愛しています。」での演技。親に捨てられた子を「特別養子縁組」という制度の下、自分たちの子として引き取り、家族になろうとする夫婦の葛藤を描いたドラマで、養子となる少年を熱演。尾野真千子、江口洋介扮(ふん)する夫婦の下で閉ざされた心を徐々に開いていく姿を、大人顔負けの芝居で演じてみせた。

 08年生まれの8歳だが、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14)でも主人公・花子(吉高由里子)の息子・歩を演じており、今後さらなる活躍が期待される。

 かつては、「子役は大成しない」と言われてきた。ところが、今やドラマや映画で活躍する若手俳優の多くが子役出身。最近は子役の演技力が格段に向上しており、彼らが5年後、10年後に映画やドラマの中心となって活躍することは間違いないだろう。将来を予想しながら彼らに注目していくと、成長を見守る楽しさも味わえるに違いない。(井上健一)


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