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彼が助監督のときに『村の写真集』(04)でご一緒しましたが、今回の作品に関して言えば、落ち着いていて、ちょっとクラシックな感じで、昔の松竹映画を思わせるようなところもあって。いろいろと勉強をして、引き出しもたくさん持っているから、とても頼もしいです。それと、あの人は実際に僕たちの前で芝居をやって見せるんです。熱心な監督です。
あの猫は大物です。専門の方がああいう猫を見つけてきてトレーニングをするのだろうけど、ここに置いたら絶対に動かないとか、来いと言えば来るとか、よくできると思います。あの子のおかげで撮影の時間を取られたという記憶はありません。舞台あいさつでいくらカメラのフラッシュをたかれても、抱かれたまま平然としているし…。
例えば夫婦で見たら、見終わった後で「手をつないで帰ろうか」、「飯でも食おうか」とか、旦那はちょっと女房の顔色をうかがって、少し考え直さなければいけないなとか、そう思ってくれたらいいですね。
(取材・文・写真/田中雄二)
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