エンターテインメント・ウェブマガジン
幸せって、何だろう?――応募総数399編から、WOWOW新人シナリオ大賞に選ばれた圓岡由紀恵の作品はその問いをひも解いていく。主演の伊藤淳史が“家族の幸せ”を描いた作品と、そこに対する思いを語った。

主人公の克博と似ている部分を探しましたが、大切にしているものの順位や考え方は結構違いました。ですが、こういう人って結構いるのかなと思えたんですね。ダメな男ではない、間違ってもいない、でもほんのちょっとのところから修正できないほどの傷を作ってしまったのが、克博です。物語はごく日常を描いていて、でも家族や人間関係って実はそういうところに大切な何かがいっぱい詰まっていることを教えてくれるような作品だと思いました。
そうなんです。克博がそういう選択をしなければいけないところまで来てしまったことが問題で、もっと手前で軌道修正したり、話し合ったりするチャンスがあったはずなんです。家族を思って仕事をしていたはずなのに、その気持ちを伝えていなかったとか、会話が足りなくて息子の貴裕(小林未来)の学校でのことに気付かなかったとか、東京で家族3人暮らしている段階から、選択を迫られる前にできたことがあったと思うんですよね。今回は仕事と家庭で描かれていますが、人それぞれ抱えているものや大切にしているものがあるので、自分に置き換えても感じてもらえるようなことがたくさんあると思います。
自分は本当に虫が苦手なんですね。虫を持つシーンは全体的にすごく嫌で、これも仕事だと思いました(笑)。でも克博も虫が苦手という設定だったので、虫と戦うシーンで「うわっ」と叫ぶところは、わりとお芝居でなく本気でした。そういう意味では“伊藤が虫を克服する”というドキュメンタリーでもあります(笑)。
虫を持てるようにはなったので、それは進歩ですよね! 僕自身も子を持つ父親ですが、田舎に行ったときに子どもが自然の中にいるダンゴムシを見てテンションがあがるんですね。以前は無理だったんですが、撮影後はそういう虫も子どもと一緒に見られるようになりました。あと家族でキャンプをするシーンがあるんですけど、グランピングをやってみたいと思いました。木南さんがキャンプ好きで「グランピングから始めたらいいよ」っていろいろ教えてくれて、実践する直前までいったんですよ。家族の予定が合わなくてその時は断念したのですが、また春先に挑戦したいですね。
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む
映画2026年9月29日
出会うはずのなかった登場人物たちが、1億円をきっかけに複雑に絡み合いながら“金の獣”と化していく数奇な運命を描いた、曽根圭介の同名小説を城定秀夫監督が実写映画化した『藁にもすがる獣たち』が全国公開中。本作で、主人公のチャンネル登録者数“2 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月29日
向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む
ドラマ2026年9月28日
ついにNHKで放送開始となった2026年後期連続テレビ小説「ブラッサム」。明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルにした主人公・葉野珠(石橋静河)が、苦難の中でも「幸せのかけら」を見つけ、常に前に進むことで人々の … 続きを読む
ドラマ2026年9月26日
9月28日から2026年後期連続テレビ小説「ブラッサム」が、NHKで放送開始となる。主人公は、明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルにした葉野珠。彼女が苦難の中でも「幸せのかけら」を見つけ、常に前に進むことで人 … 続きを読む