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すごく変わりました。母ちゃんになったら、全てにおいてエネルギーが満ちあふれていて、体力もあって、その感覚に驚いています。今だからこそ、朝ドラヒロインもできると感じています。
最初は、松坂(慶子/母・鈴)さん、内田(有紀/長女・咲)さん、松下(奈緒/次女・克子)さんという、大好きな方々で緊張しましたが、会ったときから優しく接していただいて居心地もよくて、私は今井家の末っ子らしく皆さんにすぐに甘えていました。
ずっとファンだったのでうれしくて、撮影をいつも楽しんでいます。たまに萬平さんの扮装じゃない長谷川さんをスタジオの外でお見かけすると、こんなに色っぽいイケメンなんだ!とびっくりして、ギャップ萌えもしています(笑)。
萬平さんはかわいらしくて、見ているとこっちまでニコニコしてしまう人です。頼もしいところもありますが、福ちゃんみたいなとんちんかんなところもあるので、そんな2人のロマンスはおちゃめで面白いです。不器用だけど、仲良く寄り添い、真っすぐに進んでいきます。
撮影は淡路島の海や日吉大社、戦後の焼け野原のシーンを撮った場所で行いました。始まりの場所というか、私たちが生きる上で意識しなければいけないような場所なので、感じたものをありのままに出しました。ラストのアクションは「大地も海も全てを母なる福ちゃんが全身で受け止める!」という気持ちを込めました。このタイトルバックは私の宝物です。動画遺影にしようかなと考えています(笑)。
(取材・文/錦怜那)