エンターテインメント・ウェブマガジン
以前の吉之助は、「斉彬様(渡辺謙)がそう言うから」という理由で信じていただけで、自分の目で一橋様を見極めていたわけではありません。今では、取り巻く状況もお互いに重ねてきた時間も、当時とは変わっています。そこで1人の人間として向き合ってみたら、どうも違う…と。信じていたのとは違う人間で、そのために民が苦しむ…。それが分かった瞬間にたもとを分かつ。そんな流れになっています。
完全に「徳川を討つ」と決意するまでは、磯田屋で一緒に過ごした日々や、(橋本)左内さん(風間俊介)と3人でいたときのことを、きちんと自分の中に置いておこうと思っていました。最後の最後まで「自分の思うような人であってほしい」という希望を持ち続けながらも、ある時点で「この人は違う。もう駄目だ」となる。その間で引っ張られていく気持ちを大事に演じようと。その後は、「地の果てまで追い詰めてやる」というせりふがあるように、息の根を止めるつもりで戦うことになります。
僕は「鬼モード」と呼んでいるのですが(笑)、今は倒幕のために非情な人物に徹しています。とはいえ、人情も捨てることができず、苦しさが積み重なっていく。やっぱり、政治をゼロから立ち上げていくのは向いていないと、自分でも思っていたのではないかと思います。他人の立場に立ち過ぎる人なんです。よく言えば、人情家。明治に入るとすぐに引退して薩摩に帰ってしまいますが、その気持ちがだんだん分かってきました。
ここからが一番面白いところです!皆さんが知る西郷さんが登場して、物語が大きく動いていくのはここから。それを見て「この人はどんな若い時代を過ごしてきたのかな?」と興味を持ったら、DVDやオンデマンドで第1回からさかのぼる。そういう見方もお薦めです(笑)。
(取材・文/井上健一)
ドラマ2026年2月26日
「ラムネモンキー」(フジテレビ系)の第7話が、25日に放送された。 本作は、かつての恩師の失踪事件の謎が3人の大人を再起動させる「1988青春回収ヒューマンコメディー」。反町隆史、大森南朋、津田健次郎主演。脚本は古沢良太氏。(*以下、ネ … 続きを読む
映画2026年2月26日
-演じた美亜はどんな子だと思いましたか。自分との共通点はありましたか。 私のお父さんとお母さんはすごく優しくて、面白くて。しかもお姉ちゃんとお兄ちゃんたちがいるのでとてもにぎやかなんです。だから学校から帰ってきたら誰もいないという状況がほ … 続きを読む
映画2026年2月23日
-ある意味、監督の分身みたいな役ですよね。 そうだと思います。監督が実際に住んでいる家で撮影し、監督がこの町に移住して出会った人たちを基に作られた映画なので、監督自身の気持ちやまなざしがそのまま映画になっていると思います。でもそれは、いろ … 続きを読む
ドラマ2026年2月23日
-劇中には当時、戦争の犠牲者でありながら、差別的な扱いを受けていた戦災孤児や“パンパン”と呼ばれた体を売っていた女性たちも登場します。脚本執筆に当たっては、改めてリサーチをしたのでしょうか。 一般に、当時生活のために体を売っていた女性たち … 続きを読む
映画2026年2月21日
『クライム101』(2月13日公開) 米西海岸線を走るハイウェー101号線上で、数百万ドルの宝石が消える強盗事件が多発。デービス(クリス・ヘムズワース)の4年間にも及ぶ犯行は完璧だったが、犯罪組織からの追跡や警察内部の陰謀、そしてルー刑事 … 続きを読む