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今回、初めて共演しましたが、笑顔を見るとこっちもうれしくなる太陽みたいな人です。気さくで話しかけやすいですし。実際の愛加那さんのことは分かりませんが、彼女を見ていると、本当にこんな人だったのではないかと思えてきます。
すごく良かったです。ただ、愛加那はエネルギーがある分、切なかった。一度、苦しくなって演出の方に「もう弾けません」と言ったんです。そうしたら、「応援しようという気持ちがあるじゃないですか」と言われ、「そうか、ちゃんと弾かなきゃ」と(笑)。「弾けない…!」と言って、また“富堅どん”になるところでした(笑)。
亮平くんとも話したのですが、島編は描けば描くほど、吉之助が嫌われていくような気もしたんです。薩摩が厳しく取り立てをしていたことは知らないし、結婚して子どもも生まれるけど、結局、去っていく。単純に行動だけを見ると、吉之助が嫌われてしまう可能性がある。そう感じたので、演じる上ではバランスを取ることを心掛けました。
すごく悪かったです(笑)。鼻水をかんだ紙を僕に投げつけて、怒りをあおってきたり…。それを見ているだけで、自然に怒りが湧いてきました。あんな悪い人、なかなかいません。近藤さんには毎日「悪い人だなー」と言っていました(笑)。見事な悪代官ぶりで、面白かったです。
義理の兄弟になったわけですが、実際は友人のような関係だったのではないかと想像しています。吉之助が子どもたちに学問を教える場面がありましたが、大人たちにとっても先生だったのではないかと。農業に詳しい人ですから、実際はドラマ以上に教わることも多かったはず。そのおかげで島が発展することもあったに違いありません。だから、いろいろなことを話して、2人でお酒を飲むようなこともあったでしょうね。
(取材・文/井上健一)
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