エンターテインメント・ウェブマガジン
ものすごく役に入り込みます。現場の雰囲気は主役で決まりますが、あんなに努力しているのに「頑張っている」という空気を感じさせず、明るく振る舞えるのも立派。本当にいい主役です。
思い切り声を張り上げて、まるで舞台のような言葉と体のぶつかり合いができたので、気持ちよかったです。役人に向かっていこうとする吉之助を、木場が体を張って止める場面なんか、亮平は体が大きい上に本気でやるので、こっちも必死で…。事前に2人で「こうしよう」みたいな話もしていたのですが、気が付いたらヘッドロックをしていました(笑)。でも、それも彼が引き出してくれたもので、いい芝居になりました。
芝居をする上で常に「もっと何かないか?」と探しながらやっているようですが、聞いてみたら、それは渡辺謙さんから受け継いだ“謙さんイズム”だそうです。
今までは1、2話ぐらいしか出演していなかったので、ここまで主役に絡むことができる役は初めてなんです。撮影に入る前からワクワクしていましたが、相手が亮平だったおかげで想像以上に楽しくて。また、今回は幕末が舞台ということで、戦国よりも時代が現代に近いので、より今の自分に近い気持ちで取り組むことができるのも面白いです。
島の方は皆さん温かくて親切でした。よく覚えているのは、沖永良部島で撮影が終わった後、亮平と飲みに行った夜のこと。最初は僕たちの他に一組ぐらいしかお客さんがいなかったんです。ところが、皆さんが次々と「鈴木亮平がいる」と電話をかけたらしく、数時間後にはお店がいっぱいになってしまって…(笑)。でも、皆さんフレンドリーで、ものすごく盛り上がって楽しかったです。
(取材・文/井上健一)
映画2026年10月1日
-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む
映画2026年10月1日
-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。 シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは? それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む