「早く年が上になってほしいです」 佐藤健(萩尾律)【「半分、青い。」インタビュー】

2018年4月28日 / 08:30

 「これは鈴愛の話でもあり、律の話でもある」。脚本家・北川悦吏子氏は、佐藤健演じる萩尾律について「“受け”と“攻め”が内在する健くんにしかできない」と熱いラブコールを送った。そんな重責を担う佐藤が、初出演となる朝ドラや、役への思いを吐露した。

萩尾律役の佐藤健

-朝ドラに佐藤さんが出演するということに驚いた人も多いようですが、ご自身でも意外性を感じるのでしょうか。

 意識的に映画をたくさんやろうと思ったことは一切ないですけど、結果的にドラマより数が多くなっていく中で、そちらの方が性に合っているのかな…と思っていました。その中で、普通の連ドラ以上にテレビというメディアを代表するような朝ドラには接点がないように感じていたし、(キャラクター的にも)爽やかな朝の15分で、自分がやるような作品ではないイメージがありました(笑)。

-撮影に入ってから心境の変化はありましたか。

 僕みたいな俳優でも出ていいんだ…というか、以前のように壁を感じることなく、距離感が近くなった気がします。現場の雰囲気も他とは違います。セットに1日中いることは大変だし、1日で撮る量が多くて、どうして7月放送分を3月の今撮らなきゃいけないんだろう…と思いますけど(笑)、長年やられているからスタッフのチームワークはいいし、要領よくどんどん撮っているし、プロの技とか伝統の力をすごく感じます。

-そんな朝ドラへの出演を決めた要因は何だったのでしょうか。

 北川さんの作品のファンで、特に『ロンバケ』はすごく好きで、いつかご一緒できたらいいな…とぼんやりと思っていたときに、北川さんから声を掛けていただきました。朝ドラはとても大きなもので、拘束時間も長いですが、そのことが、やってみようと決心する大きな要素になりました。

-鈴愛の幼なじみでもある律は容姿端麗、成績優秀、クールな理論派ですが、最初に台本をもらったときはどのように思いましたか。

 最初は自分ぽいので、自然体で演じて、素が出てもいいのかなと思いました。それは北川さんが当て書きをされているからなんですかね。

-どの辺りが共通していますか。

 理系で、ロボットを作ろうとしているような律が興味を持っていることは自分と重なります。後は、友達と同じテンションでいけなかったり、どこか冷静でいてしまうところも似ています。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

市川團十郎、市川新之助「こういう形で記録に残せたのは非常によかったと思います」【インタビュー】『襲名』

映画2026年9月24日

 十三代目市川團十郎白猿の襲名と八代目新之助の初舞台を正面から捉えた、三池崇史監督のドキュメンタリー映画『襲名』が、9月25日から全国公開される。映画の公開を前に、團十郎、新之助親子に話を聞いた。 -まず、映画を見て感じたことから伺います。 … 続きを読む

尾上松也「金田一耕助を演じる喜びがふつふつと」奥智哉「今の時代にふさわしい作品に」名作ミステリー映画で共演『八つ墓村』【インタビュー】

映画2026年9月18日

 横溝正史原作の名作ミステリーが、令和の時代によみがえる!これまで繰り返し映像化されてきた『八つ墓村』が装いも新たに映画化され、9月18日から全国公開となる。  岡山県の山奥にひっそりとたたずむ八つ墓村で起きる連続殺人の謎に、名探偵・金田一 … 続きを読む

有村架純、石田ひかり、姫野花春「見終わった後ですごく幸せな気持ちになれる映画です」『さとこはいつも』【インタビュー】

映画2026年9月18日

 沖田修一監督が、年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」という女性の人生が交差していく様子をオリジナルストーリーで描いた『さとこはいつも』が、9月18日から全国公開。本作で、35歳の沙都子を演じた有村架純、55歳の里子を演じた石田ひかり、 … 続きを読む

見上愛「樹里ちゃんは周りを安心させる空気感を持っている」上坂樹里「愛さんが私を直美にしてくれました」主演の2人が撮影を振り返る【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年9月17日

 NHKで好評放送中の連続テレビ小説「風、薫る」。田中ひかるの著書『明治のナイチンゲール 大関和物語』を原案に、明治時代、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込んだ一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)という2人のナースの冒険物語 … 続きを読む

丸山隆平「きっと誰も見たことがないものになる」 舞台「water」で挑む半自伝的作品【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月14日

 丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む

page top