木梨憲武&佐藤健、監督の本音に駄目出し 「スピルバーグさんの映画は隠さなきゃ!」

2018年4月21日 / 13:32

(左から)三吉彩花、本郷奏多、木梨憲武、佐藤健

 映画『いぬやしき』公開初日舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、出演者の木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、伊勢谷友介と佐藤信介監督が登壇した。

 本作の主人公は、定年を目前に控えた初老のサラリーマン犬屋敷壱郎(木梨)。ある日、謎の事故で“機械の体”に生まれ変わった彼は、同様の体で大量殺人を重ねる高校生・獅子神皓(佐藤)と激しく対立していく。

 クロストークでは“ジジイがヒーロー”という設定の本作にちなみ、「あなたにとってのヒーローは?」という質問も。これに対して佐藤監督が「(スティーブン・)スピルバーグ監督が小さい頃から大好きで…」と答えると、佐藤が「それを言ったらイカンイカン!」と慌てた様子で止めた。

 スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』は、同じ20日封切りで、本作とはいわば“ライバル関係”にある。木梨が「隣でスピルバーグさんの映画をやっているけど、すごい人(観客)が入っていると聞いてるよ」とあおった。

 佐藤監督は「本音を言っちゃった」と笑いながら反省。佐藤は「何を言ってるんですか。スピルバーグさんの映画が公開されていることを世の中に隠さないかんのに…」とあきれ顔で、会場を沸かせた。

 そんな佐藤は、自身のヒーローとしては「昔からずっと答えている答えがあるのですが、コナンくんです。格好いい」と回答した。劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』が現在公開中とあり、再び会場がざわついたが、こちらは、本作と同じ東宝の映画。

 佐藤は「コナンがめちゃくちゃヒットしている。僕はコナンファンに『コナンを見たら“いぬやしき”も見てね』という願いを込めて今、答えています。よろしくお願いします」とちゃっかりアピールした。

 一方、木梨は「最終的にこれしかない。僕のヒーローは父・作三です。僕と同じ顔をした本物のジジイ。86歳ぐらい。祖師ヶ谷大蔵で自転車屋をしています。どこがヒーローかというと、お得意さんや顔なじみには、空気をタダにしています。冬場のパンク、真水で(修理を)やってます。それを見た瞬間に『すげぇな』って。大した答えじゃなくてすみません」と話した。

(左から)佐藤信介監督、三吉彩花、本郷奏多、木梨憲武、佐藤健、二階堂ふみ、伊勢谷友介


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top