【インタビュー】「コートダジュール No.10」小林聡美と大島優子が一人で九役に挑戦!「毎回違う役柄になれることが俳優の魅力の一つ」(小林)「こういうスタイルのドラマは自分の性格に合っている」(大島)

2017年11月18日 / 12:00

-「ベンチにて」では、もたいまさこさんが登場しており、小林さんとの共演にファンは心を躍らせると思いますが、小林さんにとって、もたいさんはどういう存在なのでしょうか?

小林 私が19歳のころから面白いお仕事ばかり一緒にやらせてもらっていますが、いまだにミステリアスな部分の多い人です(笑)。器用なのか不器用なのか謎ですし、できなさそうでできるし、侮れないですよ。でも、決して慣れることがない女優さんです。よく知っているからこそリラックスもできるし、逆に緊張もするし、いつも新鮮な気持ちで共演させてもらっています。

-そんなもたいさんと小林さんの黄金コンビに挟まれた感想は?

大島 これこれ、この2人の光景!って興奮したし、2人の間に入ってる!という感動がありました。もたいさんの神々しくて、空気がほわーと、ゆっくり流れている感じはすごく心地良かったです。

-小林さんと大島さん、それぞれの印象も教えて下さい。

小林 大島さんは多分、どこかの偉い王様でも普通に話せる人。いい意味で変なガードがないので、初対面からとても話しやすかったです。気を遣われ過ぎることもなく、なれなれしくもなく、そのさじ加減がすごく上手。今回もフランクでオープンだと思ったし、アイドルという厳しい世界をくぐり抜けてきた芯の強さと頑張り屋という一面もとても尊敬しています。心が通じ合うような、気持ちのいいお芝居をさせてもらえる女優さんでした。

大島 前回からフランクで、同じ目線で会話をしてくれる良い先輩と思っていましたが、今回はもっと身を委ねられて、聡美さんが右に行ったら私も右に行くという感じで、金魚のふんになれました!それに、自由にもさせてくれるし、温かく面白く調理もしてくれるし、本当に心が広い先輩です。

-AKB48を卒業し、『紙の月』で女優として大きな一歩を踏み出した大島さんですが、あれから約3年が経過し、小林さんは大島さんの女優としての成長を感じますか。

小林 以前から肩の力の抜けた自然体の方だなあと思っていましたが、今はもっと自由に見えます。だからどの役も自然に演じることができるのでしょうね。普段からすごく楽しそうだし、そういう時間の過ごし方が栄養になって、これからますますすてきな大人、女優になられると思います。

-大島さんは、女優としての手応えを実感していますか。

大島 『紙の月』撮影当時はいっぱいいっぱいで、特にお金を扱うなどの作業をしながらの演技はすごく苦手で、(吉田大八)監督から指摘されて何度も練習していました。でも今回は、何かをしながらせりふを言うシーンは割りとすんなり入っていくことができたので、少しは身に付いたのかなと思います。

-より一層演技の幅を広げるために今後挑戦したいことはありますか。

大島 聡美さんの演技を見ていると、全ての役柄が全部違う人で、どれも個性が強くて、こんなに役で遊ぶことができるんだ…と学んだので、私ももっと役をクリエートしていけるようになりたいです。あと、ボキャブラリーを増やしたい。それは経験からくるものだと思うので、いろんなことを経験して身に付けていきたいです。

(取材・文・写真/錦怜那)

「コートダジュール No.10」
WOWOW:11月20日(月)放送スタート 毎週月曜深夜0時(全5話) ※第1話無料放送
Hulu:11月28日(火)配信スタート 毎週火曜(全4話)

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