岡田准一、今一番好きな“偉人”は黒田官兵衛 大河ドラマ予習で「資料を死ぬほど読んでます」

2013年8月30日 / 14:57

 NHK・BSプレミアムの新番組「ザ・プロファイラー」の取材会が9日、東京都内で行われ、V6の岡田准一が出席した。

 岡田が初めて司会に挑戦した番組の2ndシーズンが10月に再開。今回のテーマは「どんな人生でも、つまらない人生なんてない」という岡田の言葉からヒントを得た“感動人生のプロファイル”。始皇帝、ダイアナ妃、土方歳三、チェ・ゲバラ、伊達政宗、アル・カポネといった人物を取り上げ、岡田とゲストが偉人たちの激動の生涯から“人生のヒント”を導き出していく。

 2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役を務める岡田。1年を通して多忙を極める大河ドラマに加えて、半年間続く番組のオファーを受けたことについて「番組制作の皆さんの熱意を頂いたのが大きい。自分も歴史好きですし、この番組をやることが自分の糧、経験になる。いろんな人の歴史を知るという心掛けが、大河にもつながると思います」と説明した。

 ほかにも「この番組以外で司会をやることってないと思うんですよね。縁あって今後成長してお話を頂いたらあるかもしれませんが」といい「司会をやる人になりたいと思ったことが一度もない中、この番組では司会として歴史の面白さを伝える担い手になってほしいと言われたので」と語った。

 前回は「司会として、なるべくゲストの方の意見を聞き出そうという意識が高かった」と振り返り、今回は「探り手としていろいろ聞き出すだけでなく、人生が見えてくるお話もできればと思っています。自分の意見も言っていくことを意識しています」と意気込みを語った。また「ゲストの方の深い言葉を聞けてうれしいなと思いますし、それが司会をやっていてうれしいことです」と充実感ものぞかせた。

 「子どものころ、中学校の社会の先生になりたかったぐらい歴史好き」という岡田。「どういう大人になるのかすごく考えていた時期があって、もともと(歴史上の人物では)男の人にしか興味がなかった。偉人の言葉や人生を調べたり、最初は仮説が面白くて。なんてロマンがあるんだと思って好きになったのが始まり」と明かした。

 演じてみたい偉人は「やっぱりかっこいい人だよなと感じる人はいつか演じてみたい。日本で一、二に人気のある土方歳三さんなどはかっこいいし、いつか演じてみたい」と語り、笑顔を浮かべた。会ってみたい人物にも土方を挙げ、「背格好が僕とまったく一緒ぐらいらしいんです。実際にいたらどういう人だったのか、その奥にあるものを読み取ることも歴史の面白さの一つだと思う。自分と同じぐらいってことも含めて、会ってみたいです」と語った。

 また、好きな偉人は「今、やたら詳しいのは黒田官兵衛」と笑わせ「全国から資料や本が出たら送ってもらったり、大河ってすごいですよね」と反響の大きさに驚きも。「死ぬほど読んでいます。だから今好きなのは黒田官兵衛」と語った。「物語としては軍師、ナンバー2として個性が強い役柄で描かれることが多く、史実では結構素晴らしいちゃんとした人。両方兼ね備えている人として面白いし魅力的」と分析した。


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