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映画『永遠の0』の完成報告会が22日、東京都内で行われ、主演のV6岡田准一、三浦春馬、井上真央、山崎貴監督、原作者の百田尚樹氏が出席した。
本作は、現代に生きる佐伯健太郎(三浦)が、太平洋戦争末期にゼロ戦を操縦した祖父・宮部久蔵(岡田)の真実の姿を解き明かしていく様子を描く。
岡田は昨夏の撮影を振り返って「人の人生のために生きることができる、大きな愛を持っている久蔵を演じました。本当に暑い暑い夏を乗り切ったなという思い」としみじみ。「寝られない日々、考える日々と、準備に本当に時間をかけさせていただきました」と語った。
岡田は、百田氏と三浦と一緒に試写を見たという。「原作者の方の反応は緊張するんですけど、最初からぼろぼろ泣かれていて。安心しましたけどそれが気になって集中できなかった」と苦笑。三浦も「会場に百田さんがいなければ泣けると思う」と語り、井上は「私が見たのは別の日だったので比較的集中して見られました」と笑わせた。
岡田は時代背景を意識して丸刈りで撮影に臨んだ。「僕としてはやらせてもらうってことは分かっていたので、周りが大きく言っていただけるのは楽でいい」と役作りとしては当然のことといった様子だったが「気合の表れ、と書いていただければいいかなと思います」と舌を出した。
また山崎監督は「寝っ転がって撮影しなければならないシーンがあって、みんな首が痛いと文句を言っていたけど岡田さんはピクリともしない。鍛え方が違う、リアル宮部だなと思いました。やってもらえてよかった」と絶賛。岡田も「もうガッチガチに鍛えているんで」と言いつつも照れ笑いを浮かべた。
久蔵と家族との心温まるだんらんのシーンについて妻役の井上は「2人での最初のシーンで会話もあまりなかったけど、いかに娘を泣かせないようにするか、笑顔を見せるかってところでみんなの心が一つになった」と語り、岡田も「2人の“あやし”で役作りができたんじゃないかと思います」と振り返った。
また、本作には今年5月に亡くなった夏八木勲さんも出演。三浦は夏八木さんについて「素晴らしい時間を過ごさせていただきました。現場ではとてもパワフルな印象があった。体調が悪いそぶりはまったく見せず、スタッフにも僕らにも気丈に振る舞ってくれた」と明かした。
映画は12月21日から全国東宝系でロードショー。
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