【2.5次元リポート】LM「SHOW BY ROCK!!」、熱量の高い稽古場に潜入! 新バンド「フカシギミック」のライブシーンも初お披露目

2018年8月28日 / 17:00

 バンドをテーマにした、サンリオのキャラクタープロジェクト「SHOW BY ROCK!!」の舞台版最新作、Live Musical「SHOW BY ROCK!!」-狂騒のBloodyLabyrinth-。8月30日からの公演を直前に控えた8月某日、キャストたちが集結し、熱い稽古を繰り広げる稽古場を取材した。

稽古場取材の様子

 本作は、音楽都市「MIDI CITY」でトップスターを目指す若者たちがバンドを結成し、成長していく姿を描いたミュージカル。

 弱小音楽事務所BRRに所属する中二病全開V系ロックバンド「シンガンクリムゾンズ」のフロントマン・クロウは、音楽の夢を追いかけ続けることに焦りを感じていた。そんな中、「シンガンクリムゾンズ」は、ランキングナンバーワンの夢銀河☆アイドルバンド「トライクロニカ」や、超お金持ちの新人NAMAIKIバンド「アルカレアファクト」が所属する超大手レーベル主催のライブに出演することが決定し、バンドとして大きな一歩を踏み出す機会に恵まれる。しかし、BRR社長・有栖川メイプルの隠しごとから、バンドはおかしな方向に向かっていき…。

 この日の稽古では、「シンガンクリムゾンズ」のメンバーが「フカシギミック」のマロと対面したことから、大きな局面を迎えるシーンと、「フカシギミック」の3人の熱い思いが明かされるシーンが公開された。

 「シンガンクリムゾンズ」のシーンでは、クロウ(米原幸佑)とヤイバ(鳥越裕貴)、アイオーン(輝馬)、そしてロム(郷本直也)によるBRR事務所での一幕が演じられた。4人は、コミカルな動きでせりふをテンポよく重ねていく。この4人のキャストでの「シンガンクリムゾンズ」はフェスも合わせると今回で3回目。稽古の合間に互いに言葉を交わしながら、その場で細かな動きを調整していく姿からもチームワークの良さが感じられた。

 その後、マロ(健人)が会話に加わり、場の空気が一変。「シンガンクリムゾンズ」のメンバーたちの思いが交錯していく。ステージ中央でロムとマロが意気投合する場面では、2人の後ろに控えるクロウ、ヤイバ、アイオーンの姿が印象的だった。ロムとマロの会話を聞きながらも、お茶をしている3人は、それぞれのキャラを踏襲しつつも、アドリブで自由に動いている様子が見受けられる。面白いのは、毎度、その動きもやりとりも違うこと。さすが、である。

 本サイトで米原と郷本へのインタビューを行った際、郷本は、シンガンクリムゾンズの4人の関係性について、「なにも打ち合わせをしていないのに、ふざけることに全力で楽しむ子どもたち」だと話していた。米原も「アドリブは毎回、やることが変わる。誰か一人が変えたら、それにみんなが乗っかっていく」と語っていたが、まさにその言葉通りの光景だった。こういった細かなアドリブは、本番の公演でも毎度、変わっていくことだろう。そんな変化を楽しめるのも本作の醍醐味(だいごみ)だ。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】今度の舞台は雨が降り続く東京『天気の子』

映画2019年7月20日

 『君の名は。』(16)を大ヒットさせた新海誠監督の新作アニメーション映画『天気の子』が公開された。  天候の調和が狂い、雨が降り続く東京。離島から家出し、東京にやってきた高校生の帆高(声:醍醐虎汰朗)は、雨をやませる能力を持つ少女・陽菜( … 続きを読む

おでん屋でのアドリブ歌唱は無念の「9割カット」、それでも朝ドラに注ぐ熱い思い 山口智子(岸川亜矢美)【「なつぞら」インタビュー】

ドラマ2019年7月20日

 30年前、「純ちゃんの応援歌」で女優人生をスタートさせた山口智子にとって、朝ドラは特別なステージだ。「ご恩返しをしたい」と、ダンスシーンに挑戦したり、編集でカットされるのも承知の上で、おでん屋のカウンター内で“一人懐メロ歌謡祭”を繰り広げ … 続きを読む

【インタビュー】『天気の子』主役の醍醐虎汰朗・森七菜が明かす、新海誠作品への思い 醍醐「『秒速5センチメートル』はショッキングでした」

映画2019年7月19日

 7月19日に公開された、新海誠監督の最新作『天気の子』。主人公・森嶋帆高とヒロイン・天野陽菜の声は、オーディションで2000人以上の中から抜てきされた、俳優の醍醐虎汰朗と森七菜が演じる。声優初挑戦の2人が、本作に懸ける思い、新海監督作品へ … 続きを読む

「どうしてこんなことを言うんだろう」はっきりとした物言いをする役柄に葛藤 福地桃子(柴田夕見子)【「なつぞら」インタビュー】

ドラマ2019年7月19日

 北海道の牧場を飛び出して大学に進学し、自立した女性として自分の人生を歩む柴田家の長女・夕見子を演じている福地桃子。はっきりした物言いは、時にその場の空気を乱し、キツい印象を与えがちで、当初は自分と真逆の性格の役柄に悩んだという。しかし、今 … 続きを読む

【インタビュー】舞台「スタンレーの魔女」石井凌&唐橋充「この作品で伝えたいことは、笑っていた人たちが急にいなくなるという切なさ」

舞台・ミュージカル2019年7月18日

 舞台「スタンレーの魔女」が7月28日から上演される。本作は、『銀河鉄道999』など数々のヒット作を生み出してきた松本零士による「ザ・コクピットシリーズ」に収録されている短編漫画を原作とした舞台で、2006年に初めて舞台化。その後、今回の脚 … 続きを読む

アクセスランキング RANKING

page top