【2.5次元インタビュー】鳥越裕貴、「すごく新鮮で不思議な感覚」歌手デビューへの思い

2018年7月20日 / 15:07

 ミュージカル『刀剣乱舞』やLive Musical『SHOW BY ROCK!!』で人気を博す鳥越裕貴が、2.5次元ミュージカルや舞台で活躍する俳優とヤマハミュージックコミュニケーションズによる新しい音楽プロジェクト「Bogland Music(ボグランド ミュージック)」の第2弾アーティストとして、歌手デビューを果たす。舞台とはまた違う魅力を放つ“歌手”鳥越に、歌手でデビューすることへの思いや初めて挑戦したという作詞について聞いた。

鳥越裕貴

-歌手デビュー、おめでとうございます! デビューが決まったときの、率直なお気持ちをお聞かせください。

 僕で大丈夫なんですか?って(笑)。歌手でデビューするなんて思ってもなかったので、びっくりしましたね(笑)。

-鳥越さんは、お芝居がとてもお好きな、俳優さんらしい俳優さんというイメージがあったので、意外な印象がありました。

 僕も実は(歌手デビューをしようと)思ってもいなかったです。お芝居が好きだからお芝居でいこうかと思っていたら、このお話を頂いて…新しい可能性が広がってありがたいと思いました。

-今回、鳥越さんは「COLORS」という楽曲で作詞にも挑戦されましたね。

 せっかく、こういう機会をいただけたので、作詞にも挑戦できたら面白いかな、お客さんも喜んでくれるかなという思いから挑戦しました。

-普段、文章を書かれることはあるんですか。

 ないです。だから、こっ恥ずかしさしかなかったです(笑)。どう書いたらいいのかなと思って、知り合いに聞いたら「テーマを絞ったらいい」って言われて…絞っていったら、いろいろと言葉が出てきて…。

-「COLORS」はどんなテーマから発した歌詞なのでしょうか。

 やっぱり、自分が書くならば、お芝居に関係していることだと思ったので、この業界に入ったときのことや、苦悩、いろいろな出会いがあって、そこから学んだことを詞にしたいと思って書きました。(自分のことを)知っている人からしたら、鳥越らしいなって思ってもらえると思います。鳥越も大変だったんだな、私も頑張ろうってなってもらえたらいいなって。

-鳥越さんは、ミュージカル『刀剣乱舞』などで、これまでにもレコーディングはご経験されていらっしゃいますが、今回のレコーディングで今までと違ったことはありましたか。

 鳥越裕貴であるということですね。今までは、役やキャラクターの中で歌っていて…もちろん、それも鳥越裕貴ではあるんですが…、今回は自分というものを確認しながら歌った記憶があります。すごく新鮮で不思議な感覚でした。

-CDにはトークパートも収録されていますね。とても面白かったです!

 面白いと言ってもらえるのが僕は人生の中で一番うれしいです(笑)

-あれは、好きに話してくださいというスタイルで収録したんですか。

 そうですね。僕、しゃべることは苦じゃないので、10分ぐらいいただいて、ブースに入ってぺちゃくちゃ話していた感じです。ダミーヘッドマイクという人が聞いているような、聴感で聞こえるマイクを使っていろいろな遊びをしたので、それをぜひ楽しんでもらいたいです。ただ、家で聞くことをお薦めします(笑)。

-タイトル曲の「RISER」はダンサンブルなナンバーですが、この楽曲については?

 分かりやすい楽曲じゃないですかね。鳥越の向上心、というイメージです。

-この楽曲はダンスをしながら披露する予定なんでしょうか。

 一部だけ踊りながら歌います。でも僕、リリースイベントとかもしたことがないんで、どういうモチベーションでやったらいいんだろうと、今、考えているんですよ(笑)。トークをしていて、急に「聞いてください」って歌い出すって、笑ってしまいそうな感じなんですけど(笑)。

 
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