「どうする家康」第14回「金ヶ崎でどうする!」家康の変化に期待高まる新章の幕開け【大河ドラマコラム】

2023年4月22日 / 07:56

 番組公式サイトで4月16日に公開されたコラム「新章開幕!~家康は天下をめぐる大きなうねりの中へ~」で、制作統括の磯智明氏が今後の展開について触れる中で「まさに人間・家康の成長が試される、新たなフェーズに入ります」と語っている。

 この言葉通り、家康の姿勢が変わったことで、物語のギアが一段上がり、グッとアクセルを踏み込んできた印象を受ける。その点、この回のもう一人の主役だった阿月が家康に危機を知らせようと疾走する初々しい姿も、そんな新章の幕開けを象徴するようなエピソードだった。

 番組公式サイトで公開されている「『どうする家康』新章開幕」と題された予告動画を見ると、これから姉川の戦いや三方ヶ原の戦いなど、家康の行く手にはさまざまな出来事が待ち受けている。また、成長した息子・信康(細田佳央太)や久松源三郎(長尾謙杜)、井伊直政(板垣李光人)といったより若い世代も登場してくる模様。

 数々の危機をどう乗り越え、若い世代と交わる中で家康がいかに成長していくのか。家康の確かな成長を目にした今、さらに加速していく物語の行方が楽しみだ。

(井上健一)

阿月役の伊東蒼 (C)NHK

 

 

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