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今回、帯(推薦文)をいただいた阿川佐和子さんが、書いている途中からアドバイスをくださって、「小説というのは書くのも大変だと思うけど、書けば書くほどいいものができるから、とにかく書くのみ」ということを言ってくださって。どれだけ遠回りしても書くって大切、やり抜くって大切なんだなと思いました。書いてみたいものはいろいろあります。今回それほど、しっかり書かなかった恋愛のことも書きたいと思います。小説を書いていると言うと「恋愛?」って、皆さんに聞かれましたが、1作目が恋愛モノっていうのは自分としてはちょっと当たり前過ぎて嫌だったので。
モデルの仕事もみんなでつくっていくところが楽しいですけど、小説は魂の叫びみたいなこともできるような気がするんです。生きる生きないとか、そこまでのことを掘り下げられる。文章だと生きざまみたいなものを出せるので、下手でも稚拙でも、私の人生経験が少なくても、今私が出したものというのはこれが答えで、今しか書けないかもしれない。モノを作るって楽しいです。
私が直接言われた言葉ではないのですが、私自身、母とそんなに仲良くない時期もあって、そんな中で仕事を始めて、すごく応援してもらえて、ダイレクトじゃないけどさらっと掛けられた「頑張ってね」の言葉がすごく心に温かく染みたりしたときもありました。頑張っている人ほど愛情を忘れているのかなと思えて、落ち込んでいる人ほど、本当はいっぱい愛が溢れているのに気付けていないだけなのかなとか、そういうこともあると思います。
ないない。ニュースになっちゃいますよ(笑)。身体を押したりとかはありませんが、服の取り合いなどは、ちょっと聞いたことがあります。あの服がかわいいからこの服は嫌だとかは、ありますよ。結構見えない力関係があるみたいで。そういったところは自分の目線で、ここは書けそうだと思いましたが、でもほとんど作り話です。
最近は夢がないという人もいると聞きますが、私も実際ずっと夢を持ち続けていられたかと言うと、なかったときもあります。そんな中でも、この本を読んで元気になってもらえるような存在になっていたらいいなと思います。真面目にやってきた先に大きな楽しみがあるしステージも変わる。もがくことも楽しみの一つなんだ、一生懸命やらないからつまらないんだってすごく思えて。何かのきっかけで一気に世界が変わるってことはないですけど、すごいなって思う人は積み重ねています。だから、それでいいんだよ、大丈夫だよっていうことが答えなんじゃないかと思います。
映画2025年5月17日
-役作りをする上で気を付けたことはありましたか。 気を付けたことで言うと、子どもたちがメインで見るので、物語の展開もそうですけど、スピード感みたいなものは割と気を付けていました。あとは、「こうやって言ったら分かるよね」というような、押し付 … 続きを読む
映画2025年5月16日
『ノスフェラトゥ』(5月16日公開) 1838年。不動産業者のトーマス・ハッター(ニコラス・ホルト)は、自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)のもとへ向かう。 トーマスの不在中、彼の新妻エレン(リリー=ロー … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年5月16日
-ドラマ化が大ヒットを記録したこの作品をミュージカル化することにはどのような思いがありますか。 この作品をミュージカルにするのは、すごくハードルが高いのではないかと思ったので、驚きました。ストレートプレーで上演した方が、もっとダイレクトに … 続きを読む
映画2025年5月15日
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映画2025年5月12日
ーところで本作は、研さんの9年ぶりの映画主演作だそうですね。 研 そういうことは全く頭になかったです。「何周年記念のお祝い」みたいなことがあまり好きではないんです。「何年やったからといって、何が偉いの?」と思ってしまって。自分が人間的に成長 … 続きを読む