エンターテインメント・ウェブマガジン
「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコが、さまざまな酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能するドラマシリーズ「ワカコ酒」のシーズン6が、1月10日から放送される。今回のシーズンでは、立ち飲みや町中華や鉄板焼き、ファミレス飲みなど多彩な“飲み”や、“初めてのひとり酒”エピソードが登場。ワカコを演じる武田梨奈に本シリーズへの思いを聞いた。
とてもうれしかったのですが、このコロナ禍で、無事にクランクインができるかどうか心配でした。幸いなことに、クランクインのタイミングで緊急事態宣言が明けて、撮影をスタートすることができましたが、やはり外に飲みにいくことが難しい状況の中での撮影だったことは、これまでのシーズンと大きな違いでした。私も外で飲むことの特別さをとても感じていたので、それは意識して演じました。それから、今回は、家飲みのシーンもあります。外で飲むのは難しいという方たちもいらっしゃると思うので、家での楽しみ方を一緒に感じていただけたらうれしいなと思います。
普段と変わらない日常を描いている作品なので、だからこそ常に新鮮な気持ちで演じられたらいいなと思っています。長く同じ役を演じているので、どうしても慣れてしまって、ここで「ぷしゅー!」と言うなど、段取り通りに動いてしまいがちなんです。ですが、そのときのワクワク感やおいしいものに出会った喜びをリアルに、新鮮に出していきたいと思っています。
「おいしい」の表現はあまり意識し過ぎないようにしようと思っていますが、毎回お料理もお酒も違うので、本番まで口にせずに、自然なリアクションをしています。私のそのリアクションに合わせて、モノローグが変わることもあるんですよ。例えば、台本では「すっきりしていて飲みやすい」と書いてあっても、私のリアクションが違うと、監督やプロデューサーが「どういう喉越しだった?」と聞いてくださって、私の感想に沿ってモノローグも変えてくださるんです。なので、その瞬間に感じたことを大切にしています。
シーズン1に出演していた頃からしています。むしろ、一人で飲みにいく方が多いです(笑)。コロナ以前は、家の近くの行きつけのお店に行って飲んだり、ワカコのように新しいお店にチャレンジしたり、いろいろなお店に行っていました。
最近は、家で飲むことが多いですが、焼酎をよく飲んでいます。焼酎に梅干しを入れたりして…。それから、お水を炭酸水にする機械を買ったので、炭酸割りのお酒もよく飲んでいます。
おつまみはその日によって違いますが、以前、ワカコ酒の原作者の新久千映先生にかきのオイル漬けの缶詰をプレゼントしていただいて、それがすごくおいしかったのでお薦めです。お高いので、自分へのご褒美のときに同じものを買って食べています。食べるだけで幸せになれるんです!
映画2025年9月16日
東日本大震災から10年後の福島を舞台に、原発事故で引き裂かれた家族と青春を奪われた若者たちの姿を描いた『こんな事があった』が9月13日から全国順次公開中だ。監督・脚本は、『追悼のざわめき』(88)などで日本のみならず世界の映画ファンから支 … 続きを読む
映画2025年9月12日
ニューヨーク・ブルックリンで暮らすアジア人夫婦を主人公に、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり家族が崩壊していく姿を、全編NYロケで描いた『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月12日から全国公開され … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月12日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む
ドラマ2025年9月12日
NHKで好評放送中の連続テレビ小説「あんぱん」。『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルにした柳井のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)夫婦の戦前から戦後に至る波乱万丈の物語は、ついに『アンパンマン』の誕生にたどり着いた。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月11日
中山優馬が主演する舞台「大誘拐」~四人で大スペクタクル~が10月10日に再始動する。本作は、天藤真の小説「大誘拐」を原作とした舞台で、2024年に舞台化。82歳の小柄な老婆が国家権力とマスコミを手玉に取り、百億円を略取した大事件を描く。今 … 続きを読む