エンターテインメント・ウェブマガジン
唯一無二の特別な関係だった律(佐藤健)に代わって、鈴愛(永野芽郁)の新たな人生のパートナーとなった森山涼次役の間宮祥太朗。朝ドラヒロインの結婚相手という大役に抜てきされた間宮だが、これまでに出演した作品ではピュアな恋愛をした経験がほとんどなく、“恋愛素人”と笑う。そんな間宮が役に込めた思い、永野との「気持ち悪い」という意外な関係性、役者としての今後の展望などを語ってくれた。
朝向きの顔じゃないから、自分が朝ドラに出ることは想像していなかったので、すごいびっくりしたけどうれしかったです。斎藤工さん演じる映画監督・元住吉祥平に助監督としてついていく役で、工さんとは今年、別の作品(テレビ朝日系ドラマ「BG~身辺警護人~」)でずっと一緒だったので安心感もありました。
僕も大好きで、今回も台本を読みながら涙が出るぐらい感動しました。北川さんの作品には、愛情がこもっていて、北川さんから言葉を投げ掛けられているような気持ちになります。それに今回は、鈴愛も涼次も北川さんと同じ表現者なので、北川さんの表現者としての喜びや苦悩、覚悟みたいなものを感じました。
少し頑固なところはあるけど、三オバに真っすぐに育ててもらったピュアな愛情を持った人で、今まで僕が演じてきた役とはイメージが違って柔らかいです。一生懸命に生きていて、愛嬌(あいきょう)もあり、みんなから愛されるようなすてきな役です。北川さんが僕のイメージで書いてくださったみたいなので、いつも以上に愛着を持って演じられました。
「魅惑のだめんず」ってなんなんですかね(笑)。でも、駄目なところが愛せるところだったりしますよね。自分の中の至らないところが周りには魅力的に見えるのかな。涼次の一番の魅力は、叱られながらも愛されるところで、そういうところが母性本能をくすぐるんだと思います。国民に愛されるようになりたいです!
今までの作品ではピュアな恋愛をやってこず“恋愛素人”なので、恋の仕方が分かりません…。普段、役者仲間が映画やドラマで格好いいせりふを言っているのを見て、『マジで言ってるの?』と思っていた側でもあるので。だから、抱き締めて告白するシーンは、役者を10年もやっているけど、「初めてだなぁ」という感覚になりました。でも、それ以外で涼次には男の魅力を見せつけるようなところがあまりなく、鈴愛と楽しい時間を作っていく感じなので、そこまでの照れくささはありませんでした。
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
WOWOWで毎週(日)午後10時より放送・配信中の「連続ドラマW シャドウワーク」は、佐野広実の同名小説を原作にしたヒューマンミステリー。 主婦の紀子は、長年にわたる夫の暴力によって自己喪失し、すべて自分が悪いと考えるようになっていた。 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、まもなくクライマックスを迎える。これまで、いくどとなく視聴者を驚かせてきたが、第4 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む
映画2025年11月29日
『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』(12月5日公開) 太平洋戦争末期の昭和19年。21歳の日本兵・田丸均(声:板垣李光人)は、南国の美しい島・パラオのペリリュー島にいた。漫画家志望の田丸はその才能を買われ、亡くなった仲間の最期の雄姿を遺族 … 続きを読む