斎藤工「答え合わせの作品が多過ぎる」 チーム万力で長編映画にも挑戦

2018年6月22日 / 10:50

(左から)斎藤工、永野、金子ノブアキ、清水康彦監督

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」 の20周年を記念したトークイベントが21日、東京都内で行われた。俳優、映画監督として活躍し、映画製作集団「チーム万力」のメンバーである斎藤工と、斎藤と同じく同集団の結成メンバーであるお笑い芸人の永野、ミュージシャン・俳優の金子ノブアキ、清水康彦監督が登壇した。

 上映された「チーム万力」自主製作のショートフィルム4本は、永野のコントが原案。永野自身は「“何が言いたいのか”というのは言いたくない。僕の解釈で(皆さんと)共有したくない」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘った。「ZERO-焼きそばしかないキャバクラ」で、“焼きそばしかないキャバクラ”に戸惑う男を演じた斎藤も、「これを伝えたいというものがそもそもない」とニヤリ。最近の映画の傾向に触れ、「答え合わせの作品が多過ぎる。そもそも、お客さんに“こう感じてほしい”というレシピがあるものではないので」と説明した。

 オリジナル長編映画『万力』(2019年公開予定)を製作することも発表。プロデュース・主演を斎藤、原案・脚本を永野が担当し、金子は音楽監督として関わる。製作の原点は、永野が2年前に都内で行われたファッションショーにゲスト出演した際の楽屋で、小顔のモデルたちが施術などでさらに小顔を目指す姿を目のあたりにしたことだという。その夜、斎藤と「あいつらの顔を万力で締め上げて理想の顔にしてしまおう! 物理的に」と映画化に向け2人で盛り上がり、翌日、斎藤からの「あの映画の件どうしましょう」という連絡で一気に話が進んだという。

 小顔を絶対視する風潮に興味があるという斎藤。永野も「僕はコンプレックスでできた妖精。生きていて感じる違和感や衝動などを全部詰めたものを作ろうと思いました」と企画の出発点を語った。


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