エンターテインメント・ウェブマガジン
映画『紙の月』(14)で主人公の同僚役を演じ、数々の映画賞を受賞した小林聡美と大島優子が、WOWOW×Hulu共同製作ドラマ「コートダジュール No.10」で再共演する。近年では女優として活躍している大島は、自身の変化や意外な性格を、小林は「やっぱり猫が好き」(88)での姉妹役で人気を博し、数々の作品で共演を重ねるもたいまさことの関係性などを明かしながら、本作の見どころやそれぞれの印象などを語った。
小林 毎回違う役柄になれることは俳優という仕事の魅力の一つなので、各話ごとに違う役になるのは大変でしたけど楽しかったです。見終わった後はポジティブな気分や、温かい気持ちになっていただけると思います。
大島 少し飽きっぽい性格なので、今回の九役は台詞を覚えるのは大変でしたけど、こういうスタイルは性格に合っていて楽しかったです。
小林 「ある物件」では、人か人でないか分からない、家に居ついている何者かを演じる機会がありましたが、そういう役は初めての経験だったので面白かったです。
大島 どれもゲストやシチュエーションによって「どうやってやろうかな」と心が勝手に動くほど楽しかったのですが、強いて言うなら「白鳥ダンスアカデミー」。社交ダンスを踊る中で、最初は控えめだった、みか(役名)の心がパーッと開く瞬間があるんですが、話も分かりやすく、場面が一気に盛り上がる瞬間もあって、見ていて気持ちのいい役を演じられたと思いました。
大島 中学や高校のころから作品を見ていて憧れだった宮藤官九郎さんと一緒に出られたことはうれしかったです。とってもナチュラルで、せりふなのかそうでないのか、演技が始まっているのかいないのかが分からなくて、それが「宮藤官九郎の芝居を見てる…」って感じで感動しました。
大島 恐れ多いです(笑)。(宮藤作品を)見るのは好きだけど、コメディーや喜劇を自分ができるなんて到底思えないです。
ドラマ2025年12月14日
NHKの大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、12月14日放送の最終回「蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」を持ってついに完結し … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む
映画2025年12月12日
イギリスで最初の原作絵本が誕生してから80周年を迎えた人気児童向けアニメ「きかんしゃトーマス」の劇場版『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』が12月12日から全国公開された。シリーズ初のクリスマスムービーと … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月10日
元禄時代に実際に起こった仇(あだ)討ちを題材に歌舞伎などで取り上げられて以来、何度もドラマ化、映画化、舞台化されてきた屈指の名作「忠臣蔵」が、上川隆也主演、堤幸彦演出によって舞台化される。今回、吉良上野介を演じるのは、高橋克典。高橋はデビ … 続きを読む
ドラマ2025年12月8日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、まもなくクライマックスを迎える。謎の絵師“写楽”が、蔦重の下で歌麿(染谷将太)ら当 … 続きを読む