エンターテインメント・ウェブマガジン
松居大悟監督(31歳)とは5つ違いの池松壮亮
映画『アズミ・ハルコは行方不明』上映後トークイベントが15日、東京都内で行われ、松居大悟監督、松居監督の盟友でライバルでもあるという池松壮亮が出席した。
作家・山内マリコ氏による書き下ろし小説を映画化したこの作品は、地方都市の独身OL・安曇春子(蒼井優)の失踪事件の背景と行く末を、アラサー、ハタチ、女子高生と3世代の女たちの生き方とともに描く。
ともに福岡出身で、松居監督演出の舞台や映画に出演経験もある池松は「3日前くらいの夜に来たのですが、3人くらいしかお客さんがいなかった。今日も同じだったら帰ろうと思っていたけど、たくさん来てくださってありがとうございます」と客席の埋まった劇場内を見渡して笑いを誘った。
若干ショックを受けたような表情の松井監督から、この作品への口コミでの評判が賛否両論巻き起こっていると説明を受け、感想を問われると「感想ね、よく分からなかったですね」と正直すぎる本音を漏らした。「嘘でしょう」と絶句した松居監督にもちゅうちょすることなく「メディアが入っているから最初に悪口を言って、あとは全部褒めますね」とあっけらかんと感想を述べた池松。
そもそも2人は立場や年齢差(5歳)をも超えて議論し合う間柄だとし、池松は「松居さんとは近くて、お互いにけなし合いもするし褒め合うこともする。いつもの風景なのですが、こういうところでやっちゃだめですね。これは次の居酒屋に持ち込みましょう」と笑わせた。
肝心の“褒めどころ”については「親愛なる松居大悟監督が待望の新作を発表したことと、何より蒼井優さんが主役を引き受けてこういう形で映画ができたこと」としみじみ語り、「でも全然飽きなかったです。それは本当に。普段は映画を見て飽きることがけっこうあるんですけど…」と明かした。
また、「松居さんの映画って東京では圧倒的に盛り上がるけど、地方で松居大悟を知っている人はいないですからね。近い身としては悔しいですし、こういう映画こそ地方の人に見てほしい」と願い、自分のことも併せ知名度の向上を目標に挙げた。「ちょっと前までは同じ感じだったでしょ」と唇を尖らせた松居監督に「僕は『デスノート』をやったので」と返したが、「慣れないポップなことを」とやり返されるなど終始和やかなトークを展開した。
赤裸々にトークを展開した(左から)松居大悟監督、池松壮亮
ドラマ2025年5月18日
正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第5話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年5月16日
舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。 本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む
ドラマ2025年5月16日
「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。 本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む
ドラマ2025年5月16日
「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。 本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む
ドラマ2025年5月15日
松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む