エンターテインメント・ウェブマガジン
NHKの大河ドラマ「真田丸」の主人公、真田信繁(堺雅人)や兄の信幸(大泉洋)に付き従う真田家家臣の矢沢三十郎頼幸を演じる迫田孝也。堺らとの関係づくりの妙を語る。
「はい、喜んで」というのが表の声だとしたら、内心では「おいマジかよ。矢沢? やばい、知らねえー」って感じでした(笑)。
第1回放送の夜はずっとポケットの中で携帯電話が振動していました(笑)。父も喜んでくれていました。
父の頼綱から受けていた、武士としての英才教育で身についたものに加えて、お仕えする奔放な源次郎(信繁)様と実直な信幸様からそれぞれ違った影響を受けながら成長していく。そんな感じを楽しんでいるところです。
やるのは僕ですから、三十郎頼幸は僕が世に出す、というぐらいの気持ちでやっています。
全力で近づこうとしても、向こうも全力で逃げるので(笑)。でも堺さんや大泉さんにはフレンドリーに接していただいているので、遠慮なく距離を詰めようとしています。
緊張しました。でも撮影が終わった時に堺さんの方から食事に誘っていただきました。あれがあったから僕は、源次郎様と三十郎の距離が縮まったと思っていて、感謝しています。
あの時は、火が消えそうな源次郎様の背中を見て、「この人を立ち直らせるのは三十郎しかいない」という気持ちになりました。だからお芝居というより、その後の物語につなげていくためにももう一度この人を奮い立たせなくてはならないという気持ちになって、僕の中でスイッチが入りました。撮影を思い返すだけで涙が出てきます。
必ず源次郎様の後ろにいるので、隙間を見つけて(カメラに顔が入る位置に)入っていくように心掛けていました(笑)。監督さんにはたまに「煩わしい」と言われることはありますけど、ばれても負けずにやっていこうと思っています(笑)。
共演の方たちは「やっぱり一線級だなあ」と思わせられる方たちばかりで、時々心が折れます(笑)。だからむしろ撮影現場のムードメーカーをやりきることではないかと。元気だけでしょうが、盛り上げます。真田だけでなく徳川も上杉も僕が和ませます。
特別な存在です。映画の『12人の優しい日本人』を見て「この人とお仕事がしたい」と思って東京に来ました。『ザ・マジックアワー』のオーディションで選んでいただいて以来、いろんな作品に出させてもらっているので、導いてくれている人ですね。
2011年に共演して以来です。昨年9月のクランクイン後の4カ月ぐらいは、撮影に参加していても放送前なので「本当に大丈夫なのか、俺たちは」と不安になっていました。でも、高木さんと酒を飲むことでそれが半分になりました。
舞台・ミュージカル2024年11月20日
ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で活躍する生駒里奈が、ストーリー性のある演劇的な世界観をダンスとJ-POPで作り上げるダンスエンターテインメント集団「梅棒」の最新作、梅棒 19th GIFT「クリス、いってきマス!!!」に出演する。生駒に … 続きを読む
ドラマ2024年11月17日
毎週月曜夜10時からカンテレ・フジテレビ系で放送している、ドラマ「モンスター」。趣里演じる主人公・神波亮子は、“高校3年生で司法試験に合格した”人物で、膨大な知識と弁護士として類いまれなる資質を持つ“モンスター弁護士”という設定。しかし今 … 続きを読む
映画2024年11月15日
韓国発の大ヒットWEBコミックを日本で映画化したサスペンスホラー『他人は地獄だ』が、11月15日から公開された。 地方から上京した青年ユウが暮らし始めたシェアハウス「方舟」。そこで出会ったのは、言葉遣いは丁寧だが、得体のしれない青年キリ … 続きを読む
ドラマ2024年11月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。11月10日に放送された第四十三回「輝きののちに」では、三条天皇(木村達成)の譲位問題を軸に、さまざまな人間模様が繰り広げられた。 病を患い、視力と聴力が衰えた三条天皇に、「お目も見えず、お耳 … 続きを読む
映画2024年11月15日
古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士(グラディエーター)として壮絶な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクション『グラディエーター』。巨匠リドリー・スコットが監督し、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5 … 続きを読む