北川景子、理想の夫婦像語る 「長く一緒にいるのがいい」

2015年5月13日 / 20:32

(左から)朝原雄三監督、杉咲花、野村周平、樋口可南子、佐藤浩市、北川景子、吉田羊、柄本明

 映画『愛を積むひと』の完成報告会見が13日、東京都内で行われ、出演者の佐藤浩市、樋口可南子、北川景子、吉田羊、柄本明、朝原雄三監督ほかが登壇した。

 本作は“日本で最も美しい村”と称される北海道・美瑛町を舞台に、一組の夫婦と、そこに集う人々を優しく描く人間ドラマ。

 今回、樋口と夫婦役としては初共演となった佐藤。樋口との事前の打ち合わせなどは「ほとんどしなかった」と明かすと、その理由について「世代も近いし、やっぱり同じように日本映画界に入って、映画に対する意識に近いものがあったような気がして」と説明。「そのままスッと夫婦(役)に入れた」と役作りを振り返る佐藤に、樋口も同調して「佐藤さんとは同じ時代を生きてきた匂いがする。お互いに持ち寄ったもので“音合せ”みたいなことができたのは、初めての経験だった」と手応えをにじませた。

 本作の内容にちなみ“理想の夫婦像”を尋ねられたキャストたち。娘役を演じた北川は「私も、結婚していてもおかしくない年齢なんですよね…」と考え込んでから「今回の映画で浩市さんが演じた篤史は、自分の感情や、思っていることをあまり言葉にはしないけど、それをいつも奥さんがおもんぱかったり察していたりするのが、すごく美しい夫婦の形だなと思った」としみじみとコメント。

 2人の関係性に憧れを抱きつつ「言葉や形じゃないところでお互いを思い、また支えられている。持ちつ持たれつ、長く一緒にいるのがいいんじゃないかな。無償の愛がすてきだと思います」と語っていた。

 続く吉田は「それが分かっていれば、今私は独身じゃないんですが…。私は九州女なので、男性を立てつつ、実は手のひらで転がしているのが理想かなという感じです」と回答。

 最後に柄本は「うちは40年ぐらい一緒なんですが、忍耐、辛抱、諦め、そして絶望ですかね。まあそういったところを通り抜けていって、それでも一緒にいられりゃいいんじゃないですか」と苦笑い交じりに話し、笑いを誘った。

 映画は6月20日から全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top