映画『ジョーカー・ゲーム』の初日舞台あいさつが31日、東京都内で行われ、出演者の亀梨和也、深田恭子、伊勢谷友介、入江悠監督が登場した。
本作は、スパイアクションと頭脳ゲームの要素を融合させた、究極のスパイゲームエンターテインメント。
新米スパイを演じた亀梨は「監督の“新しい日本映画を”という掛け声の下、みんなで全身全霊を懸けて撮影してきました。いよいよこの大きな船が出発する日を迎えられたことを感謝しています。ここからたくさんの方を乗せて、たくさんの思いを詰めて、すてきな航海になることを願っております」と心境を語った。
印象に残っているシーンを聞かれた亀梨は「今回はどのシーンも印象的過ぎて全て見てほしいです。セットよりも若干ミニチュアのもので実際に火を使って撮影したりとか、音やカメラもそうですし、技術的なことにすごくこだわって撮ってくださったので、ぜひこの世界観を味わっていただきたいと思います」とアピールした。
一方、深田は「今回はアクションがあったのですが、練習の日に『今日は2階から飛び降りますが本番は3階から飛び降ります』って言われて、3階から飛び降りました。本当にこんな所から飛び降りるのって気持ちだったんですけど、(監督は)実際の映画にはそこは生かさなかったんだなって思って。(監督に対する)クレームじゃないですよ」と話して、会場の笑いを誘った。
また、節分に先駆け、豆の代わりに本作に掛けて“すっぱい”梅干しを投げる“亀まき”が行われた。亀梨は「ちなみに僕は梅干しが大の苦手です」と明かしつつ、深田らと共に観客に向かって梅干しを投げて、盛り上げた。