映画『白ゆき姫殺人事件』の公開初日舞台あいさつが２９日、東京都内で行われ、出演者の井上真央、綾野剛、蓮佛美沙子、菜々緒、貫地谷しほりほかが登壇した。
本作は、湊かなえさんの小説を映画化。炎上するネットや口コミの恐怖を描いた現代サスペンス。
美人ＯＬ殺害の容疑者として疑いの目を向けられる地味なＯＬを演じた井上は、役柄について「本当に地味です。こんなに地味地味言われることもなかなかなくって、（私自身は）普段も地味なんですけれど」と語った。
作品については「私自身も、こんなに情報というものに翻弄されているんだなって自分自身と向き合えた作品です。口コミやつぶやきがどう広がっていくのかという怖い部分も描かれていますが、（皆さんの反響が）楽しみでもあります。地味によろしくお願いします」とＰＲした。
また「公開初日だからつぶやける○○」というお題に、映画初出演の菜々緒は「『映画がヒットしなければ、ツイッターやめます！』とフリップボードに書き「オフィシャルでツイッターをやらせていただいているんですけど（作品に）自信があるからこそヒットしなかったらやめます」と宣言した。
これを受けて井上が「地味なヒットでも大丈夫？」と質問し、綾野も「ランキングが４位、５位、３位、４位みたいな感じだったら？」と心配を口にした。
井上が「でも１回は１位に行きたいよね。地味ながらも１位にいったらツイッターはやめないでね」と語り掛けると、菜々緒は「自信があるから大丈夫。地味にヒットでも大丈夫です」と答えて笑いを誘った。