ブルーリボン賞、主演賞に高良健吾と貫地谷しほり  貫地谷、映画初主演で初受賞に涙で感謝

2014年2月12日 / 06:00

高良健吾、貫地谷しほりら「第56回ブルーリボン賞」受賞者

 東京映画記者会が選ぶ「第56回(2013年度)ブルーリボン賞」授賞式が11日、東京・イイノホールで行われた。

 助演女優賞を受賞した二階堂ふみは、47回に受賞した長澤まさみ以来9年ぶりとなる10代での受賞。出演作を振り返り、「爆弾をつくったり、血を吐いたり血に滑ったりと強烈な現場が多かったのですが、勉強させていただきました。監督、キャスト、スタッフの方々、母や父に感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

 『くちづけ』の演技が評価され主演女優賞に選ばれた貫地谷は、「初の映画主演での受賞で、正直すごくびっくりでうれしいです」とあいさつ。「ステージに上がってくるときに、小学校の時を思い出しました。将来の夢を言って、賞状をもらう卒業式。そのころは夢がありませんでした」と語り涙で目を潤ませた。

 さらに「中学の時に今のマネジャーにスカウトされ、初めて女優になりたいという夢を持ちました。26歳での26本目の作品で主演女優賞をもらって、なんだかとても夢のようです。現場を支えてくれた素晴らしいスタッフの方々と、濃い2週間を送ってくれたキャストの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と溢れる思いを語った。

 『横道世之介』に主演した高良は「今思うと反省するところや、もっとできたかなと思うところもありますが、24歳の時に撮ったあの瞬間にしかできないことだったとも思います」と喜びを表現し、「世之介をやれて、役者として誰よりも世之介に得をさせてもらったと思います。関わった皆さんを代表して頂きます」と晴れやかな笑顔であいさつした。

 

以下は主な受賞者

 

作品賞 『横道世之介』

監督賞 大森立嗣監督

主演男優賞 高良健吾

主演女優賞 貫地谷しほり

助演男優賞 ピエール瀧

助演女優賞 二階堂ふみ

新人賞 黒木華

外国作品賞 『ゼロ・グラビティ』

特別賞 故・大島渚監督 

     故・三國連太郎さん

 


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