2026年大河ドラマの主演は仲野太賀!「最高に面白い大河ドラマを作りたい」主人公は豊臣秀長 大河ドラマ「豊臣兄弟!」制作発表会見

2024年3月12日 / 19:23

(C)エンタメOVO

 3月12日、東京都内のNHKで2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の制作発表会見が行われ、主演の仲野太賀、作者の八津弘幸氏、制作統括の松川博敬氏が登壇した。

 大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公は、天下人・秀吉の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば、豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で、戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントだ。

 「子どものころから、『太賀がいつか大河ドラマの主役になればいいね』といじり倒されてきた」という仲野。昨秋にオファーを受けたときの気持ちを「俳優の端くれである以上、大河ドラマの主役は、自分の中で目標にしていたことだったので、本当に驚きました」と述懐。

 さらに、これまでせりふのない小さな役から大きな役まで、さまざまな役を経験してきたことを踏まえ、「そういうこと、一個一個の積み重ねでしかなかったんだなと実感があった。それが一番うれしかった。無駄なことは何一つなかったし、こんな日を迎えることができて、俳優をやっててよかった」としみじみと語った。

 今回演じるのは、秀吉の弟・秀長だが、仲野は2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国」で、秀吉の嫡男・秀頼を演じた経験がある。その点については「『江』で秀頼を演じられて、ひとつステップアップできたのかなという思いがあった。今回、豊臣秀長を演じさせてもらうということで、豊臣家にすごく救われているというか、とても縁があるなと。感謝しています」と言及した。

 一方、作者の八津弘幸氏は民放で「半沢直樹」や「家政婦のミタゾノ」などを送り出してきたヒットメーカー。NHKでは連続テレビ小説「おちょやん」(20~21)を手掛けた経験がある。大河ドラマ初挑戦となる本作については「世の中、大変ことがたくさんある中で、武力で侵略していくのが当たり前、正しいと思われていた時代を今描く難しさはすごく感じている」としつつも「だからこそ、なるべく若い人たちや子どもも楽しんでもらえるように。そういう人たちにメッセージが届けられたら、未来につながっていくのではないか」と意気込みを語った。

 見どころについては「秀吉の弟である秀長が、お兄さんにどれだけ振り回されるのかというところを、楽しむポイントとして書いていけたら」とアピール。

 自身も「豊臣秀吉のファン」だという松川制作統括は「太閤記は少年漫画の原点。それをこの時代によみがえらせ、兄弟の絆を軸に描きたい。兄弟で一緒に成りあがるストーリーを新しく生み出すイメージ」。さらに、仲野を主演に起用した経緯を「八津さんと一緒に豊臣兄弟で、秀長を主人公にしようと決めたとき、一番初めに上がった名前が仲野太賀。満場一致だった」と打ち明けた。

 そして仲野は「こんなに光栄なことはない。偉大な先人の方々がつないでこられたバトンを僕自身が授かるということで、その重みをすごく感じているとともに、すごくワクワクしている。最高に面白い大河ドラマを作りたい。どうか楽しみにしていただけたら」と意気込んだ。

主演の仲野太賀(左)と作者の八津弘幸氏(C)エンタメOVO


芸能ニュースNEWS

「ぼくほし」“斎藤”南琴奈、第10話で巻き込まれるある事件 「斎藤さんと先生たちの絆や信頼関係に注目して」

ドラマ2025年9月15日

 磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)に斎藤瑞穂役で出演中の南琴奈が第10話放送を前に取材に応じた。  南が演じる斎藤は、生徒会副会長を務める天文部の生徒。第1話では、新しく導入された制服の … 続きを読む

柚香光、宝塚退団後、初のグランドミュージカルに意気込み 「敬意を持って誠実に向かっていきたい」

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 ミュージカル「十二国記 −月の影 影の海−」製作発表会見が11日、東京都内で行われ、柚香光、加藤梨里香、太田基裕、牧島輝、相葉裕樹、演出の山田和也が登壇した。  本作は小野不由美による大河ファンタジー小説を初めて舞台化。われわれが住む世界 … 続きを読む

「カウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026」 出演者全員登場の撮りおろしキービジュアルを公開

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 次世代を担うミュージカルスターと共に、新しい年を迎えよう!  年の瀬の12月31日(水)に、東京・丸の内の東京国際フォーラム ホールAで、「カウントダウン ミュージカ ルコンサート 2025-2026」を開催する。開演は22時。  202 … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“誠治”酒向芳が“カヲル”ラウールを罵倒 「あまりの感動に泣いてしまった」「これこそが父の愛」

ドラマ2025年9月12日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第10話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  親元から離れて一人暮らしを始めた愛実(木村)と、働いていたホストクラブ「THE JOKER」が閉店することにな … 続きを読む

「しあわせな結婚」「『幸太郎さんが粘り強くて本当によかった』。ネルラのこの一言で納得できる終わり方になった」「幸太郎さんのプロポーズの言葉と『君は股関節の女だろ』の一言がとてもよかった」

ドラマ2025年9月12日

 「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、11日に放送された。  本作は、妻が抱える“大きな秘密”を知った時、夫は彼女を愛し続けることができるのか? 脚本・大石静、主演・阿部サダヲと松たか子による、夫婦の愛を問うマリッジ・サ … 続きを読む

Willfriends

page top