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舞台「ビロクシー・ブルース」の取材会が行われ、キャストの濱田龍臣、宮崎秋人、松田凌、鳥越裕貴が舞台の魅力や意気込み、青春時代の思い出を語った。
本作は、ブロードウェイを代表する喜劇作家ニール・サイモン氏の自伝的戯曲。第2次世界大戦中の新兵訓練所を舞台に、作家志望の青年・ユージン(濱田)ら若者たちが繰り広げる笑いやエネルギーで彩られた青春物語。
主演の濱田は、「20歳になる2020年ごろから舞台のお仕事をいただく機会が増えていて、毎回どの作品でも、自分なりに成長できる何かを得られていると思うので、今回もユージンが持っている葛藤やストーリーテラーとしての一面を舞台上で表現できるように、精いっぱい作り上げたいです」と意気込み。
本作の魅力について、松田は「戦時中という時代背景がありながらも、同年代の男の子たちが集まって、くだらない夢を語り合うと、笑えるシーンが多くて喜劇なんだなと思いました」とコメント。鳥越は「面白いせりふが多々あって、楽しく台本を読みました。ユージンの恋愛シーンもキュンキュンしました」と声を弾ませた。
また、宮崎は「時代背景は第2次世界大戦中ですが、小難しそうだなと思わず、肩の力抜いて、真っすぐでおばかな青年たちがワチャワチャしているのを見に来ていただければなと思います」と笑顔で呼び掛けた。
青春物語にちなみ「青春時代の思い出は?」と聞かれた濱田は、「学生時代は全部中途半端だったなと思います。中学生の頃は仕事が全然ない時期で、オーディション行っても全部落ちていましたし、部活でもそんなに結果が残らず…。父親に叱咤(しった)されて、やってやる! と奮起しました。高校に入ってからお仕事をいろいろいただいて、3クール連続でドラマを撮ったりしていました」と回顧。
さらに、「修学旅行だけは滑り込んでハワイに行った思い出があります。戦争の資料館に行ったり、朝ご飯にパンケーキを食べて、それがすごく大きいパンケーキだったので男子部屋でみんなで写真を撮ったりしました」と学生時代のエピソードを披露した。
舞台は、11月3日から19日 東京・日比谷シアタークリエで上演。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
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