本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴が異色ラブコメディーに挑戦 本田「恋愛の中に人としての大切なことが描かれている」

（左から）岩瀬洋志、本田翼、志田未来、増子敦貴　（C）エンタメOVO

　火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」（カンテレ・フジテレビ系・7月1日より毎週火曜よる11時放送）の取材会が行われ、出演者の本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴がドラマの見どころを語った。

　本作は、榊こつぶによる同名コミックスを原作にした、男女4人の異色のシェアラブコメディー。老若男女を問わず、万人の心をわしづかみにする「ナチュラルボーン天使」の北くん（岩瀬）に魅了されてしまった看護師の南（本田）、パン屋の店員・東子（志田）、書店の店員・西野（増子）の3人が、北くんを33％ずつシェアする同盟を結び、4人で共同生活を送る。

　本田は、「最初に原作を読みましたが、かなり令和的??　な恋愛をテーマとしていて、すごく新鮮だなと思いました。そうした恋愛の中にそれぞれの成長や人として大切なことが描かれているので、心がホッとする内容です。過激なところもたくさんありますが、そんなところも4人で楽しみながら演じられたらいいなと想像しながら読めるすてきな台本でした」と本作の印象を語る。演じる南については「元気だけどガサツ。根は優しいけれども、本気で北くんが大好きで、みんなから奪おうとしている狩人のような女の子」と話し、「好きなものに一直線なところは似ている」と共通点を挙げた。

　志田は本作がラブコメ初出演。「ずっとラブコメに出演したいと思っていました。30歳になってしまったのでもうないかなと思ったタイミングで今回お話をいただけたので、やっとかなうんだとうれしい気持ちでいっぱいでした」と出演を喜ぶ。続けて「人間模様や成長も描かれていますし、とてもやりがいのある役なので、今、ワクワクしています」と笑顔を見せた。

　3人がシェアする北くんを演じる岩瀬は役柄について「とても不思議なキャラだなというのが第一印象でした。人に影響されずに、常に自分の空間で生きている。そして、人にも物事に対しても前のめりな意識を持っています。なかなかできないことだと思うので、それができることが魅力的だなと思います」と分析。自身との共通点を聞かれると、「強いて言えば欲求に素直な部分だと思います。お腹が空いたら何か食べられるものがないかと探したり、眠くなったらどんな場所でも寝られます。そこは似ているなと思いました（笑）」と明かした。

　また、増子は「最初は一人の人を3人で33％ずつシェアするということにピンときませんでしたが、台本を読んでいくうちにこんな恋愛の仕方もあるんだなとか、こういう関係性もありなのかなと思うようになりました。それくらいすてきな作品です」と胸を張る。西野という役柄については、「過去に好きな人に裏切られてしまってトラウマを抱えているのですが、北くんという癒やされる存在に出会い愛していきます。女性2人とシェアしていく中で、どんな心境の変化があるのかが見どころです」とアピールした。