大河ドラマ「光る君へ」新キャスト11人を発表 吉高由里子演じる紫式部の両親役に岸谷五朗と国仲涼子

2023年2月21日 / 17:44

紫式部の母・ちやは役の国仲涼子 (C)NHK

 NHKで2024年に放送される大河ドラマ「光る君へ」の新キャスト11人が21日に発表された。岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、ユースケ・サンタマリア、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏、ファーストサマーウイカが出演する。

 本作の舞台は平安時代。後に、世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部(まひろ)の人生を描く。主人公の紫式部を吉高由里子、紫式部の生涯のソウルメートとなる藤原道長を柄本佑が演じることが決まっている。

 岸谷が演じるのは、紫式部の父・藤原為時。為時は、藤原一門であるが、下級の貴族。裕福な生活とは縁遠かった。和歌や漢籍に通じる文人であり、まひろに文学の素養を授ける。

 岸谷は、出演に際し、「(脚本の)大石静さんによって生み出されるキャラクターは、本当にキュートでかわいらしく、そして切なく残酷でもあり、喜怒哀楽がかき乱される魅力的な人物たちです。これからスタッフの皆さんと脚本をじっくりと吟味し、具現化していくのが楽しみであります!」とコメントを寄せた。

 国仲が演じるのは、紫式部の母・ちやは役。不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろや弟の太郎を、愛情深く育てる優しい女性だ。

 大河ドラマ初出演となった国仲は「歴史ある大河ドラマに一度は出演してみたいと強く願っていました。紫式部の母親役のお話を頂き、二つ返事で引き受けさせてもらいました。特別な役作りはせず、現場での母親としての顔をしっかり出すことができればと思っています」と心境を語った。

 また、「古都京都の印象や思い出」を問われると、「京都といえば、寺社など歴史ある建物、おいしい食事です。風情ある街並みも歩いているだけで、五感が満たされます。食は、おばんざい、京野菜を使った料理、ウナギを楽しみにしています。この時代の食も体験できたらうれしいです」と語った。

 高杉が演じるのは、紫式部の弟・藤原惟規。幼名は太郎。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびりで、ひょうひょうとした性格だ。

 役柄の印象を聞かれた高杉は「惟規は姉の紫式部や父の為時と違い、勉学への関心は全くありません。口がうまく、ひらひらとその場をしのぎながら生きていくんだな、という印象です。少し残念な印象のある惟規が、どのような生き方で過ごしていくのか、僕自身も楽しみです」と語った。

 大河ドラマには「平清盛」(12)以来、12年ぶりの出演で、「当時15歳で緊張して何が何だか分からず、ひたすら目の前のことに一所懸命だったのを覚えています。多くの方がいて、あまりにも広いセットがあって感動していました」と思い出を語った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top