柄本佑、大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長役 紫式部役の吉高由里子「1年間を通してそばで見られるのは楽しみ」

2022年11月8日 / 20:30

柄本佑(左)と吉高由里子 (C)エンタメOVO

 NHKで2024年に放送される大河ドラマ「光る君へ」の発表会見が8日、東京都内で行われ、主人公・紫式部(吉高由里子)の生涯のソウルメートとなる藤原道長を柄本佑が演じることが発表された。会見には吉高、柄本、製作統括の内田ゆき氏が出席した。

 本作の舞台は平安時代。後に、世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。

 道長は、平安時代の貴族社会での最高権力者。まひろ(紫式部)とは幼い頃に出会い、後に『源氏物語』の執筆をバックアップするという役どころだ。

 作品への意気込みを尋ねられた柄本は、まず「道長さんについては鋭意調査中であります」と笑わせた。

 続けて、「『時の権力者』というと、ちょっと堅くて怖いイメージがあるかもしれませんが、(道長は)末っ子で本当にのんびりと育った人。なので、皆さまがイメージされる道長ではなく、もう少し人間味と奥行きのある人として演じられたら。長丁場の撮影なので、とにかく健康面に気を付けてやっていこうと思います」と語った。

 柄本と吉高は、2020年に放送された日本テレビ系連続ドラマ「知らなくていいコト」で共演。本作と同じ大石静氏の脚本で、元恋人同士を演じた。

 吉高は、道長役が柄本に決まったことについて、「本当に心強いなと。柄本さんは台本からは想像もしないようなお芝居を瞬発力でされる方。今回もどういう発想で台本を具現化されるのか、1年間を通してそばで見られるのは楽しみなことです。今回はまひろの“心の最果ての人”。ありがたいです」と語った。

 平安貴族の役作りについて尋ねられた柄本は、「これから頑張ろうと思っています。今回でいうと筆。本作の魅力の一つとして、サラサラと文字を書いていくというのがあると思うので、そこは真剣に練習しないといけないなと思っております」と語った。

 吉高も「私は筆練習を何回かやらせていただきました。結構先生が厳しい方で、もともと左利きなので、まず右に直すところから地道にやっています。衣装合わせはまだですが、とりあえず、ずっと髪の毛は伸ばしておこうと。ドライヤーが本当に面倒くさいですが、ドライヤーがある時代でありがたいです」と語った。

 2人の激しい愛も描かれる本作。柄本の“独特の色気”について聞かれた吉高は「佑くんは、出そうと思って出す色気じゃない。そのたたずまいとか、声の体温だとか…。優しさも醸し出しているし、フワッとした感じのアンニュイさも、色気なんだろうと思います」と評した。

 一方、吉高について聞かれた柄本は「吉高さんの芝居が本当に好き。(芝居を)受けてくださる度量が大きくて、その懐の深さに毎回驚かされます。あと吉高さんは割とクール。そこも魅力です」とコメント。

 それを聞いた吉高は「ちゃんとクールって書いてくださいね」と報道陣に頼んで笑わせた。


芸能ニュースNEWS

「ムサシノ輪舞曲」“阿川”正門良規と愛犬“ポン”のシーンに反響 「ポンちゃんと阿川くんの絡みが濃厚」「永遠に見ていたい」

ドラマ2025年5月18日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第5話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

Willfriends

page top