2024年大河ドラマ「光る君へ」紫式部役で吉高由里子が主演 「鮮やかな大河ドラマにしていけたらと思います」

2022年5月11日 / 15:12

主演の吉高由里子(左)と脚本の大石静氏 (C)NHK

 NHKで2024年に放送される大河ドラマのタイトルが「光る君へ」に決定。11日、東京都内で会見が行われ、主人公の紫式部を演じる吉高由里子、脚本の大石静氏ほかが出席した。

 大河ドラマ第63作目となる本作の舞台は平安時代。後に、世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。

 大石氏は「紫式部は生没年も不明で、日記も残しているけれど、本音は書いていない感じ。これはオリジナルで相当構築できる、挑戦しがいがあるなと思って、人生最後の賭けだと思ってイチかバチかでお受けしました」と経緯を語った。

 吉高は「私は2014年に連続ドラマ小説(『花子とアン』)に出演したのですが、10年ぶりに長い作品に携わらせていただきます。今回は女性がテーマで、スタッフさんも女性の方が多い。(平安時代は)男の人の社会で動いていた時代かもしれないけれど、女の人に光が差す内容をやっていく上で、たくさんの人に共感していただける主人公を表現できたらと思います」と意気込みを語った。

 大河ドラマでの主演については、「本当に願ってもないこと。この仕事をやっていても、『大河ドラマの主演が夢』とは恐れ多くて言えないぐらい、自分には関わりのないものだと思っていたので」とコメント。

 続けて、「なので、今ここに座らされて何をしゃべればいいのか分からない」と苦笑しながらも、「大石先生がこれからオリジナル性にあふれる内容で書いてくださるので、その想像の翼と未知の世界を、日々想像しながら、鮮やかな大河ドラマにしていけたらと思います」と話した。

 また、「馬に乗りたい」とも語った吉高は「大河ドラマといえば、馬かなと思っていたら、今回戦(いくさ)がない。なので馬のシーンをねじ込んでいただければ。馬に乗って現場入りしたい」と冗談めかして笑わせた。

 ドラマでは、紫式部が生涯心を寄せる男性として、藤原道長も登場する。大石氏は「紫式部の彼に対する愛と執着と憎しみ…。結婚はしないけど、生涯ツイン・ソウルのように絡み合う2人の感情を描いていけたら」と構想を語った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top