二宮和也、落ち込んだときに希望をもらった言葉を明かす 「事務所の偉い人に『来年から忙しくなるぞ』と言われ続けた」

2022年11月9日 / 06:29

(左から)松坂桃李、二宮和也、北川景子、中島健人 (C)エンタメOVO

 映画『ラーゲリより愛を込めて』完成披露舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と瀬々敬久監督が出席した。

 本作は、第2次世界大戦終結後を舞台に、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男(二宮)の壮絶な半生を描く。

 山本を演じる上で心掛けたことを尋ねられた二宮は「監督とは、すごい人ではあるけれど、神がかった感じで表現しちゃうのは違うんじゃないかなと。人間として息づいている形にしたいですと話しました」と明かした。

 瀬々監督も「二宮くんは『聖人君子みたいなヒーローとしてではなく、普通の人としてやりたい』とおっしゃって、映画を通してそれを貫いてくれた。映画を見たら分かりますが、笑顔がとってもチャーミングでした」と語った。

 作品の内容にちなみ、「落ち込んだときに希望を与えてくれた言葉」を尋ねられたキャストたち。

 二宮は「僕は事務所の偉い人に言われた言葉です。『来年から忙しくなるぞ』と、8年ぐらい言われました。初年度は『ありがとうございます』となったけど、3、4年たつと、『こいつ何言っているんだ』と」と苦笑交じりに振り返った。

 続けて、「聞いていないのに毎年言ってくる。なかなか忙しくならないし、『何を根拠に言っているんだろう』と思ったけど、そういう意味のない言葉で救われることもあったので」と語った。

 8年目には本当に忙しくなったとし、「やめないでよかった。続けてこられてよかったと思います。当時は(その言葉のおかげで)何クソ根性で頑張れたというのはあります」と笑顔を見せた。

 一方、北川は、同じ質問に「私は『DGDG』っていう言葉があるんですけど…」と“DAI語”で回答。

 「自分の作品を見て、『これで大丈夫だったのかな』と、自分の演技に不安になることが結構ある。大体、夫に見てもらうのですが、そうすると『DAIGO、大号泣』と。ウワーッと思って、それを言ってもらえるだけで、これでよかったんだと。だから(自分の場合は)大体アルファベットです」と笑いを交えて語った。

 映画は12月9日から公開。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top