尾上菊之助「カムカムエヴリバディ」で桃山剣之介役 初代モモケンと2代目とでは「刀の構え方が違います」

2022年2月28日 / 08:16

桃山剣之介役の尾上菊之助 (C)NHK

 川栄李奈が3代目ヒロインのひなたを演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。時代劇の大スター「モモケン」こと桃山剣之介を親子2代にわたって演じる尾上菊之助から、インタビューコメントが届いた。

 初代剣之介は映画で活躍し、息子の2代目はテレビ時代劇で活躍している、という役どころ。

 菊之助は「“朝ドラ”は必ずと言っていいほど見ていました。毎朝、心温まるストーリーに感動を頂いているので、このお話が決まったときは驚きました」と語った。

 また、親子2代の二役を演じる菊之助は、「親と子の差を出すにはどうしたらいいのか相談させていただきました」という。

 「恐らく、父親はスター然とした方だったのだろうと推察します。一般の方は近寄り難いというか、お手洗いに行くところや食べるところなどを見せず…、『ひょっとしてトイレに行かないんじゃないか』と思わせるような。そして、2代目になると『テレビの申し子』と言われるように、映画からテレビの時代になって、ひなたや母のるい(深津絵里)たちにも、親しみやすいスターとして存在したんじゃないかと思います」とイメージを語った。

 モモケンの殺陣に関しても、初代と2代目とでは違いがあるといい、「『黍之丞、見参!』というときの刀の構え方が違いますので、違い探しをしていただければと思っています」とアピールした。

 るいとひなたの印象を問われると、「るいやひなたと関わることによって、モモケンはすごく変化していきます。2人とご一緒するシーンは多くありませんが、とても意味のある、そして重みのあるシーンだと感じています」とコメント。

 演じる2人については、「深津さんはりんとされています。24時間、るいさんでいらっしゃるような感じがします。全てを背負って生きていらっしゃるんだな、というものを感じました。川栄さんは、ひなたという役名の通り、現場でもとても明るくて、温かくて、笑顔が絶えない方だなという印象です」と話した。


芸能ニュースNEWS

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top