松重豊「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵役 「川栄さんの耳と感覚の良さには驚きました」

2022年2月25日 / 14:59

伴虚無蔵役の松重豊 (C)NHK

 川栄李奈が3代目ヒロインのひなたを演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。ひなたが働く条映太秦映画村の大部屋俳優・伴虚無蔵(ばん・きょむぞう)を演じる松重豊から、インタビューコメントが届いた。

 虚無蔵は、日本の時代劇を支えてきた大部屋俳優。殺陣は一流で、斬られ役として周囲からも一目置かれている、という役どころ。

 その虚無蔵について、松重は「時代劇の全盛期に、1日に三つの現場を渡り歩くような時代を経験している人。自分自身の力で、時代劇をどうしていけばいいのかは分からないと思うんですが、結髪さんの技術にせよ、美術さんのテクニックにせよ、せっかく培ってきた文化・伝統というものを失ってしまうのは間違いなく惜しいものだと思うので、それを何らかの形で次につなぐことができないものか。時代劇を愛してくれているひなたや文四郎(本郷奏多)という、この時代の若い子たちに、何かバトンを渡せるんじゃないかと思っている人なんだと思います」と語る。

 また、「川栄さんの耳と感覚の良さには驚きました。川栄さんと僕は関西人じゃないので、完全にアウェーなわけですが、役として京都人でなければならない。京言葉指導の先生がいらっしゃるのですが、ご存じのように、京言葉や関西言葉は、非常に視聴者からのチェックが厳しいんですよね。ちょっと違うと『なんやあれ』と言われるという、非常に恐怖感がありまして…」と苦笑する。

 その上で、「川栄さんとのやり取りで『すさまじくリズム感のいい俳優さんだな』と思いました。そういう言葉のリズム感、会話のテンポ、それが確実にお笑いの基になっていくと思うんですが、そこの勘のいい方っていうのは、生まれつきであって、努力して身に付くものではないと思うんですが、そういうものを持っていらっしゃる人です。今後、どんな役をするにしても、その耳と感覚で、将来が楽しみな人だなということは一瞬で見抜きましたけど」と語った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top